PythonでKeyErrorが発生したときの対処法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

PythonでKeyErrorが発生したときの対処法について解説します。

そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。

 

 

KeyErrorとは

KeyErrorは例外の一つです。辞書型データを参照した際に、辞書内に指定したキーが存在しないと、KeyErrorが発生します。

 

KeyErrorの回避方法

KeyErrorは例外の一つなので、try-except構文を用いて対処します。

try:
    # KeyErrorの発生しうる処理
except KeyError:
    # 例外処理

 

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KeyErrorが発生したときの対処法

サンプルコード(例外処理なし)

d = {'one':1, 'two':2, 'three':3}
d['four']

 

実行結果(例外処理なし)

KeyError Traceback (most recent call last)
<ipython-input-2-a4d998ebf0d1> in <module>()
1 d = {'one':1, 'two':2, 'three':3}
2 d['four']
KeyError: 'four'

 

サンプルコード(例外処理あり)

d = {'one':1, 'two':2, 'three':3}
try:
  d['four']
except KeyError:
  print('No such key')

 

実行結果(例外処理あり)

No such key

解説

最初にone, two, threeというキーを含む辞書型データを用意しました。一つ目のサンプルコードは例外処理のないパターンです。fourというキーはないので、KeyErrorが発生し、コードの実行が中断しました。

二つ目のサンプルコードは例外処理のあるパターンです。KeyErrorを捕捉したので、except文中の例外処理が行われました。

 

監修してくれたメンター

橋本紘希 システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。 開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。

 

 

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