RubyでのShebang(シバン)の書き方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyでのShebang(シバン)の書き方について解説しています。Shebang(シバン)とは、Unix系OSなどのスクリプトの#!から始まる一行目のことです。ここにインタプリタを指定することでCGIとして動作させることが出来ます。
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RubyでのShebang(シバン)の書き方について解説します。
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Shebang(シバン)の書き方について詳しく説明していくね!
お願いします!
Shebang(シバン)とは
shebang(シバン)とはスクリプトファイルの最初に#!から書くことによってPHPやPython,Rubyなどのインタプリタ言語を指定するためのもので、unix系のOSでのみ可能となります。
インタプリタ言語とは
コンピュータに命令を与える場合は機械語で命令します。
しかし、この機械語は2進数であるため人間には理解することは不可能に近く、プログラミング言語のように人間が理解できる言語から機械語に変換することで実現しています。
この人間の理解できるプログラミング言語から機械語へと変換する方法にはインタプリタとコンパイラとの二つがあります。
インタプリタの場合はプログラム実行時に機械語へと変換しますが、コンパイラの場合はプログラム実行前に変換します。
今回のshebang(シバン)のような場合はプログラム実行時に変換する必要があるのでインタプリタ言語への指定でしかできないのです。
RubyでのShebang(シバン)の書き方
Rubyの場合、スクリプトファイルにShebang(シバン)を書く場合はスクリプトファイルの先頭に
#! /usr/bin/env ruby
と書くことによって実現します。
実際に書いてみよう
それでは実際に書いてみましょう!!
# test.rb #! /usr/bin/env ruby puts "シバン実行!!" $ ./test.rb #=> シバン実行!!
このように、スクリプトファイルが実行され”シバン実行”と表示することができました。
筆者プロフィール
町田耕
大学卒業後、塾の数学科講師として数年間勤めた後、会社の経営に携わる。 会社経営時代は主に財務関係が中心に担当していたが、インフラエンジニアの妻の勧めもありプログラミングを独学で学び始める。プログラミングのセミナーなど数多く受け、IT関連の受託開発会社に勤めた後、ITシステム開発会社を設立。 現在、システムの請負としての業務を行う傍らテックアカデミーのRuby on Railsのメンターも勤めている。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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