Rubyの配列の比較方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyの配列の比較方法について現役エンジニアが解説しています。配列同士を比較するには、配列の要素に対して比較する方法と、配列(オブジェクト)を比較する方法があります。中身と外側と考えるとわかりやすいです。比較演算子やequal?メソッドを使い配列を比較します。
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Rubyの配列の比較方法について解説します。
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Rubyの配列の比較方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
2つの配列(の要素すべて)が同じか比較する方法(==メソッド)
==メソッドは、2つの配列が同じかどうかを比較するメソッドです。
配列の各要素を1つづつ比較していき、それぞれが同じであればtrue、違いがあればfalseを返します。
使い方は、以下の通りです。
配列1 == 配列2
同じでないことを確認するには、!=メソッドが使用できます。
こちらは、配列に違いがあればtrue、同じであればfalseを返します。
使い方は==メソッドと同様で以下の通りです。
配列1 != 配列2
2つの配列が同じオブジェクトか比較する方法(equal?メソッド)
equal?メソッドは、==メソッドと違い要素が同じかどうかではなく、同じオブジェクトかどうかを比較します。
配列が同じオブジェクトならtrue、違うオブジェクトならfalseを返します。たとえ同じ内容の配列であっても、同じオブジェクト出なければfalseを返すことに注意してください。
使い方は以下の通りです。
配列1.equal?(配列2)
実際に書いてみよう
それでは、実際に書いてみましょう。
==メソッド、!=メソッド、equal?メソッドを使用して動きを確認しましょう。
以下のようにコーディングしてみてください。
# 配列を宣言 numbers1 = [1,2,3,4,5] numbers2 = [1,2,3,4,5] numbers3 = [10,20,30,40,50] # ==メソッド puts numbers1 == numbers2 # => true puts numbers1 == numbers3 # => false # !=メソッド puts numbers1 != numbers2 # => false puts numbers1 != numbers3 # => true # equal?メソッド puts numbers1.equal?(numbers1) # => true puts numbers1.equal?(numbers2) # => false
結果は以下の通りです。==とequal?の違いに注意しましょう。
true
false
false
true
true
false
以上で解説を終わります。よく使うメソッドなので、覚えておきましょう。
筆者プロフィール
メンター金成さん
フリーランスエンジニア。 使える言語は、ruby python go 。最近はgoにハマってます。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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