Pythonのスライスのステップ指定に関して現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonのスライスのステップ指定に関して現役エンジニアが解説しています。スライスとは、Pythonのリストの一部を切り取って新しいリストとして取得する方法のことです。ステップを利用することで間隔を飛ばしてスライスすることが出来ます。ステップ方法についてみてみましょう。
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Pythonのスライスのステップ指定に関して、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して、初心者向けに解説します。
Pythonについてそもそもよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Python講座の内容をもとに紹介しています。

今回は、Pythonに関する内容だね!

どういう内容でしょうか?

Pythonのスライスのステップ指定に関して詳しく説明していくね!

お願いします!
スライスとは
スライスとは、Pythonのリストや文字列の一部を新しいリストや文字列として取得する方法のことです。
順番にデータを処理していくシーケンス型のリストや文字例の範囲を指定し、新しいオブジェクトとします。
簡単なイメージとして、リストなどの要素を切り、新しく抽出しましょう。
機械学習やディープラーニングの分野においても、リストをスライスするという作業は非常に頻繁に使用されます。
ステップ指定する方法
スライスの使用方法は、以下のとおりです。
リスト名[初期値:停止値:ステップ]
この際に注意しておきたいのは、停止値は含まれないという点です。
そのため、使い方としてはfor文によく用いられるrange()の引数によく似ているといえるでしょう。
range()も以下のような形で用いられます。
range(開始値:停止値:ステップ)
実際に書いてみよう
実際にリストを使いながらコードを書いて説明していきましょう。
ステップサイズが1の場合
>>>data = [0,10,20,30,40,50,60,70,80,90] >>>data[1:7:1] [10,20,30,40,50,60]
開始値が1、停止値が7、ステップサイズが1であるため、10から60までの値が取得できました。
ステップサイズが2の場合
>>>data = [0,10,20,30,40,50,60,70,80,90] >>>data[1:7:2] [10,30,50]
開始値が1、停止値が7、ステップサイズが2であるため、今回は10,30,50の3つの値が取得できました。
ステップサイズが-1の場合
>>>data = [0,10,20,30,40,50,60,70,80,90] >>>data[1:7:-1] [60,50,40,30,20,10]
ステップサイズには、負の値も取ることが可能です。
ステップサイズを-1にした場合、元のリストとは逆向きにリストを取得することが可能となります。
初期値の省略形
>>>data = [0,10,20,30,40,50,60,70,80,90] >>>data[:7:1] [0,10,20,30,40,50,60]
この場合、初期値は0が選択されている場合と同じです。
終了値やステップサイズの省略形
>>>data = [0,10,20,30,40,50,60,70,80,90] >>>data[1::1] [10,20,30,40,50,60,70,80,90]
初期値を省略した場合とステップサイズを省略した場合、1が設定されたのと同じ意味になります。
同時省略
>>>data = [0,10,20,30,40,50,60,70,80,90] >>>data[::1] [0,10,20,30,40,50,60,70,80,90]
初期値・終了値・ステップサイズは同時にいくつかを省略することも可能です。
まとめ
この記事ではスライスの使い方について解説しました。
スライスのコードの見方にはある程度慣れが必要です。
是非しっかりと学習し、使いこなせるようにしておきましょう。
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柴山真沙希(しばやままさき)
大手IT企業などでエンジニアとして2年ほど勤務した後、個人事業主としてプログラミングスクール「エンペサール」を経営。 子供から大人まで幅広い層を対象にプログラミングを教えている。 得意言語はPython, HTML, CSSで、機械学習やデータ分析、スクレイピングなどが得意。 サッカー観戦や読書が趣味である。 |

Pythonのスライスのステップ指定がよく分かったので良かったです!

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