Pythonでif文を一行で記述する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonでif文を一行で記述する方法について現役エンジニアが解説しています。Pythonでif文を一行で書くには三項演算子があります。真の値を書き続いて条件式、そして偽の場合の値を書きます。Pythonで三項演算子を使って条件分岐を書いてみましょう。
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Pythonでif文を一行で記述する方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して、初心者向けに解説します。
Pythonについてそもそもよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Python講座の内容をもとに紹介しています。

今回は、Pythonに関する内容だね!

どういう内容でしょうか?

Pythonでif文を一行で記述する方法について詳しく説明していくね!

お願いします!
三項演算子とは
「三項演算子」とは、3つの値に対して使う演算子です。
三項演算子の記述の仕方は、以下のようになります。
真の場合の値 if 条件文 else 偽の場合の値
この式は、条件式が真の場合は1つ目の値が返され、偽の場合は最後の値が返されます。
Pythonにおいて、三項演算子を使ってif文を短く書く方法について解説していきましょう。
if文を一行で書く方法
三項演算子を使ってif文を短く簡潔に一行で書く方法をみていきましょう。
変数に値を代入したい場合には、以下のように記述します。
変数 = 真の場合の代入値 if 条件文 else 偽の場合の代入値
if文で同じことを書くと、
if 条件式: 変数 = 真の場合の値 else: 変数 = 偽の場合の値
となって最低でも4行は必要な処理であるため、三項演算子の便利さがわかるでしょう。
また、関数の引数として使いたい場合、
関数(真の場合の代入値 if 条件文 else 偽の場合の代入値)
のような形で記述することで、数行にまたがるようなif文を書くことなく、条件に応じて処理を分岐させることが可能です。
そして、三項演算子を応用することで、複数の条件式を使った処理も一行で書くことができます。
例えば、
if 条件式1: 変数 = 条件式1が真のときの値 elif 条件式2: 変数 = 条件式2が真のときの値 else: 変数 = 条件式1,2が偽のときの値
というような処理の場合は、
変数 = 条件式1が真のときの値 if 条件式1 else 条件式2が真のときの値 if 条件式2 else 条件式1、2が偽のときの値のようにして一行にまとめることが可能です。
少しわかりにくい場合は、
変数 = 条件式1が真のときの値 if 条件式1 else (条件式2が真のときの値 if 条件式2 else 条件式1、2が偽のときの値)と書くとどこに区切れがあるのか、わかりやすくなります。
実際に書いてみよう
三項演算子を使ってif文を短く書いてみましょう。
今回は、変数numberを3で割り、そのあまりで処理を分岐させてみます。
以下、プログラムコードです。
number = 1 comment = "3の倍数です。"if number%3==0 else ( "3で割ると1余ります。"if number%3==1 else "3で割ると2余ります。") print(str(number) + "は"+ comment)
実行すると、プログラム例ではnumberが1であり、3で割ると1余るので、
1は3で割ると1余ります。
と表示されます。
numberの値を変えてみて、ちゃんとプログラムが思い通りに動くことを確認してみましょう。
まとめ
この記事では、Pythonで三項演算子を使ってif文を短く記述する方法について解説しました。
コードをシンプルに書くことができるので、積極的に使ってみましょう。
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ゆかりちゃん、これからも分からないことがあったら質問してね!

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