PHPでcronを自動実行する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPHPでcronで自動実行する方法について現役エンジニアが解説しています。cronとは、UNIX系OSで標準的に搭載さている、設定したスケジュールに従って指定したプログラムを定期的に起動・実行するプログラムです。
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PHPでcronを自動実行する方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
PHPについてそもそもよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPHP/Laravel講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、PHPに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
PHPでcronで自動実行する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
cronとは
cronとは、多くのUNIX系OSで標準的に利用されるデーモンプロセス(バックグラウンドプロセス)の一種です。
設定したスケジュールに従って指定したプログラムを自動で定期的に起動します。
cronで自動実行する方法
PHPで記載されたプログラムをcronで実行するためには、crontabファイルを使用し
- cronによって実行するコマンド
- スクリプト
- 実行時間
などを記載する設定ファイルを編集する必要があります。
crontab編集コマンドは以下のように記述しましょう。
crontab -e
このコマンドでviエディタが起動し、cronの設定を記述できます。
分 時 日 月 曜日 <PHPインストールされている場所のパス> <実行するPHPファイルパス>
上記のようにプログラムを実行する時間、実行するファイルパスを記載します。
また、OSがPHPのプログラムを認識するために、PHPがインストールされている場所のパスを指定してください。
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実際に書いてみよう
cronを設定して、PHPプログラムを自動実行する例を見ていきましょう。
【exec_time.php】
<?php $file = "/usr/---/---/cron_files/time.txt"; date_default_timezone_set('Asia/Tokyo'); $currentTime = date("Y-m-d H:i:s")."n"; // time.txtに実行時間を追記する file_put_contents($file, $currentTime, FILE_APPEND); ?>
PHPプログラム実行時間をテキストファイルに記載していくプログラム「exec_time.php」をcrontabに設定します。
crontabを編集する場合は以下のように記述しましょう。
crontab -e
crontabに自動実行するプログラムファイルと実行時間を記載します。
0 15 * * * /usr/local/bin/php usr/---/---/cron_files/exec_time.php
上記は、exec_time.phpを毎日15時に実行するというcronを設定しています。
実行結果:
【time.txt】
2020-01-01 15:00:00 2020-01-02 15:00:00 2020-01-03 15:00:00
毎日15時にexec_time.phpが実行され、time.txtに実行時間が追記されていくことが確認できるでしょう。
執筆してくれたメンター
平野大輝(ひらのだいき)
スキル:PHP・Java・JavaScriptを用いて様々なアプリを開発するWebエンジニア。 |
PHPでcronを自動実行する方法が分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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