Rubyでconcatを使う方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyでconcatを使う方法について現役エンジニアが解説しています。concatメソッドとは文字列や配列オブジェクト同士を結合(concat)することができる処理を行います。引数には結合したい文字列や配列を指定します。
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Rubyでconcatを使う方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
Rubyについてそもそもよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Ruby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Rubyでconcatを使う方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
concatとは
concatメソッドを使うことで文字列や配列オブジェクト同士を結合(concat)できます。concatメソッドはオブジェクト同士を結合した結果を返します。結合は破壊的に連結されますので注意をしてください。「 + 」演算子とほぼ等価で代用可能です。
しかし「 << 」演算子は配列の場合だと少し結果が異なるので注意が必要です。配列オブジェクトで 「 << 」演算子を使うとappendメソッドと同じ結果が得られます。
concatを使う方法
文字列オブジェクトや配列オブジェクトに対して以下の形式で使用します。
文字列オブジェクト.concat(連結する文字列オブジェクト) 配列オブジェクト.concat(連結する配列オブジェクト)
実際に書いてみよう
# 文字列や配列同士を結合できます。 p "hell".concat("o") #=> "hello" p [1,2,3].concat([4,5]) #=> [1, 2, 3, 4, 5] # 破壊的に連結されるため注意が必要です。 str1, str2 = "hell", "o" str1.concat(str2) p str1 #=> "hello" arr1, arr2 = [1,2,3], [4,5] arr1.concat(arr2) p arr1 #=> [1, 2, 3, 4, 5] # 「 + 」演算子とほぼ等価で代用可能です。 p "hell" + "o" #=> "hello" p [1,2,3] + [4,5] #=> [1, 2, 3, 4, 5] # 「 << 」演算子は配列の場合だと少し結果が異なるので注意が必要です。 p "hell" << "o" #=> "hello" p [1,2,3] << [4,5] #=> [1, 2, 3, [4, 5]] # 配列オブジェクトで 「 << 」演算子を使うと append メソッドと等価です。 p [1,2,3].append([4,5]) #=> [1, 2, 3, [4, 5]] __END__
実行結果
#=> "hello" [1, 2, 3, 4, 5] "hello" [1, 2, 3, 4, 5] "hello" [1, 2, 3, 4, 5] "hello" [1, 2, 3, [4, 5]] [1, 2, 3, [4, 5]]
まとめ
concatメソッドを使うことで、簡単に文字列や配列オブジェクト同士を結合( concat )することができましたね。
どんどん活用していきましょう。
筆者プロフィール
メンター古川さん
Rubyが得意で、Webエンジニアとして最上流から最下流までセルフスターターとして活躍してきました。 近年セミリタイアし、フリーランスとして適度に働きながら穏やかな生活を楽しでいます。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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