Pythonのzip_longest関数の使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonのzip_longest関数の使い方について現役エンジニアが解説しています。zip_longest関数とは複数のリストやタプルを同時に処理する際に用いる関数です。サンプルプログラムでは2つのリストをタプルにまとめています。
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Pythonのzip_longest関数の使い方について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して、初心者向けに解説します。
Pythonについてそもそもよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Python講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Pythonのzip_longest関数の使い方について詳しく説明していくね!
お願いします!
この記事ではPythonのzip_longest関数の使い方について解説します。
zip_longest関数とは
zip_longest関数は複数のリストやタプルをまとめて同時に処理する際に用いる関数です。zip_longest関数はfor文で複数の要素を取得するときや複数のイテラブルの要素をタプルにまとめるときなどに使われます。
似た関数としてzip関数がありますがzip関数が一番要素数の少ない配列やタプルに合わせるのに対し、zip_longest関数は要素数の多いリストやタプルに合わせて処理します。
zip_longest関数の使い方
zip_longest関数は以下の形式で使うことができます。
from itertools import zip_longest zip_longest(リストやタプルなど, リストやタプルなど)
引数にはリストやタプルを複数設定することができます。
戻り値ですが使われる場面により異なり例えばfor文などイテレータとして使われるときはそれぞれ設定したリストなどから値を一つずつ取り出します。
繰り返し処理ではない場所でイテレータとしてではない場合、二つのリストを合わせてタプルを作り返します。
実際に書いてみよう
では実際にzip_longest関数を 使ってみましょう。
プログラムソースコード
from itertools import zip_longest list01 = ["apple", "banana", "melon", "orange"] list02 = ["りんご", "バナナ", "メロン", "みかん"] for en, ja in zip_longest(list01, list02): # それぞれのリストから取得 print(en + ":" + ja) list03 = zip_longest(list01, list02) # タプルを作成 print(list(list03))
実行結果
apple:りんご banana:バナナ melon:メロン orange:みかん [('apple', 'りんご'), ('banana', 'バナナ'), ('melon', 'メロン'), ('orange', 'みかん')]
実行結果からもイテレータとして使う際はそれぞれのリストなどから一つずつ取り出しています。
イテレータとして使わない場合はイテレータとしてではなくタプルを作成します。
まとめ
この記事ではPythonのzip_longest関数の使い方を解説しました。
監修してくれたメンター
メンターSさん
システムエンジニアとしてこれまで行政システムや医療用システムの保守、開発に携わりました。 JavaやPython、PHP、Kotlinなど様々な言語での開発経験があります。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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