Pythonで順列を計算するアルゴリズムを現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonで順列を計算するアルゴリズムについて現役エンジニアが解説しています。順列とは数学で集合から一部の要素を取り出し、順序を決めて一列に並べたものです。Pythonではitertools.permutationsで計算して順列を求めることが出来ます。引数には集合を指定します。
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Pythonで順列を計算するアルゴリズムについて、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して、初心者向けに解説します。
Pythonについてそもそもよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Python講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Pythonで順列を計算するアルゴリズムについて詳しく説明していくね!
お願いします!
順列とは
数学で、集合から一部の要素を取り出し、順序を決めて一列に並べたものです。
順列を計算するアルゴリズム
itertools.permutationsメソッドで、順列を計算できます。
1番目の引数は計算元となる集合で、リストや文字列を指定できます。2番目の引数は省略可能で、順列の長さを指定できます。省略すると、元の集合と同じ長さになります。
実際に書いてみよう
ソースコード1
for x in itertools.permutations('abc'): print(x)
実行結果1
('a', 'b', 'c') ('a', 'c', 'b') ('b', 'a', 'c') ('b', 'c', 'a') ('c', 'a', 'b') ('c', 'b', 'a')
ソースコード2
for x in itertools.permutations('abc', 2): print(x)
実行結果2
('a', 'b') ('a', 'c') ('b', 'a') ('b', 'c') ('c', 'a') ('c', 'b')
解説
前者の例では、長さを指定しなかったので、元の集合と同じサイズ(3)の順列が生成されました。後者の例では、長さ2を指定したので、長さ2の順列が生成されました。
まとめ
この記事ではPythonを用いて順列を求める方法を紹介しました。
監修してくれたメンター
橋本紘希(はしもとひろき)
システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。 開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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