Pythonをバージョン指定でインストールする方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

Pythonをバージョン指定でインストールする方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して、初心者向けに解説します。

 

Pythonについてそもそもよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Python講座の内容をもとに紹介しています。

 

 

目次

1. Pythonをインストールする方法
2. バージョン指定でインストールする方法
3. まとめ

 

Pythonをインストールする方法

Pythonをインストールするには、公式サイトからダウンロードする方法とAnacondaなどのディストリビューションを使用する方法があります。
 

公式サイトからダウンロードする方法

基本的には公式サイトからダウンロードする方法でインストールを行います。公式サイトのdownloadページを開くとPCに合った最新バージョンのダウンロードボタンが表示されます。

以下の場合は「Download Python 3.8.2」と表示されている黄色いボタンです。

Pythonの公式 downloadページ

ダウンロードボタンをクリックすると、インストールパッケージがダウンロードされますのでインストールを行いましょう。

公式サイトからインストールした場合、ライブラリを管理するソフトウェアは「pip」となります。pipもPython のライブラリ管理ツールとして一般的に使用されています。
 

Anacondaなどのディストリビューションを使用する方法

Anacondaには以下のようなメリットがあります。

• 一般的に必要となるライブラリが同梱されている
• JupyterNotebookやVSCodeなどの開発環境が容易に利用できる
• Anaconda環境でのみ提供されている特殊な数値演算ライブラリなどがある

Anacondaを使用する場合、公式サイトからインストールパッケージをダウンロードします。

インストールパッケージは「Python 3.7 version」を選択しましょう。

Anaconda 公式サイト

Anacondaを使用する場合、ライブラリを管理するソフトウェアは「conda」となります。condaもPythonのライブラリ管理ツールとして一般的に使用されていますがpipとは共存できないので注意しましょう。
 

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バージョン指定でインストールする方法

基本的には最新バージョンのPythonをインストールすることで問題ありませんが、使用するライブラリによっては最新バージョンのPythonに対応しておらず、特定のバージョンのPythonのインストールが必要な場合があります。

Pythonをバージョンを指定してインストールを行うには、ダウンロードページの下の方から該当するバージョンのリンクをクリックします。

なお、Pythonには2系と3系のバージョンが存在します。

以前はバージョン2系とバージョン3系が併用されていましたが、バージョン2系は2020年4月でサポートが終了となるため、現在ではバージョン3系が主流となっています。基本的にはバージョン3系を使用するようにしましょう。
 

まとめ

今回の記事ではPythonをバージョン指定でインストールする方法を学習しました。
 

監修してくれたメンター

太田和樹（おおたかずき） ITベンチャー企業のPM兼エンジニア。 普段は主に、Web系アプリケーション開発のプロジェクトマネージャーとプログラミング講師を行っている。守備範囲はフロントエンド、モバイル、サーバサイド、データサイエンティストと幅広い。その幅広い知見を生かして、複数の領域を組み合わせた新しい提案をするのが得意。 開発実績：画像認識技術を活用した駐車場混雑状況把握（実証実験）、音声認識を活用したヘルプデスク支援システム、Pepperを遠隔操作するアプリの開発、大規模基幹系システムの開発・導入マネジメント。 地方在住。仕事のほとんどをリモートオフィスで行う。通勤で消耗する代わりに趣味のDIYや家庭菜園、家族との時間を楽しんでいる。

 

 

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