Head Cleanerの使い方ーWordPressプラグイン【初心者向け】
WordPressのページ表示速度を高速化できるプラグインの1つである【Head Cleaner(ヘッドクリーナー)】の使い方を初心者向けに解説した記事です。このプラグインを導入すると、タグを最適化してスッキリさせることができます。
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WordPressは、HTMLで作成した普通のサイトと比較して表示速度が遅くなってしまいがちです。サイトの表示速度が遅くなると、せっかくアクセスがあっても、表示される前にユーザーが諦めて離脱してしまいかねません。
今回は、WordPressのページ表示速度を高速化できるプラグインの1つであるHead Cleanerの使い方を紹介します。
なお本記事は、TechAcademyのWordPressオンラインブートキャンプの内容をもとに紹介しています。
田島メンター!!WordPressのサイトの表示が遅いんですけど、何か対策方法はないですか・・・?
遅いっていうだけならいくつか方法があるけど・・・そうだな。とりあえず「Head Cleaner」で最適化してみようか。
はい!教えてください!!!
Head Cleanerとは
Head Cleanerは、ブラウザとWebサーバのやり取りの回数やデータ量を減らすことで表示速度を上げることができるプラグインです。このプラグインを導入すると、タグを最適化してスッキリさせることができます。
WordPressを使うと、初心者でも簡単にWebサイトを構築ができますが、一方でHTML、CSS、JavaScriptのソースが複雑になってしまいがちです。
Head Cleanerをインストールする
このプラグインは、管理画面から「プラグインを検索」してインストールもできますし、Head Cleaner公式サイトからダウンロードすることも可能です。
インストール方法がわからない場合は、WordPressのプラグインをインストールする方法をご覧ください。
インストールができたら、プラグインを有効化しましょう。
有効化すると、ダッシュボード>設定の中に、Head Cleanerが表示されます。ここから設定が可能です。
Head Cleanerの設定
管理画面を開いてみましょう。
全て日本語なので、操作はわかりやすいです。
この中で、冒頭にある「CSS と JavaScript を、サーバ上にキャッシュする」にチェックを入れてください。すると、さらに項目が増えます。
続いで、この画像に合わせて、チェックを入れてください。
CSS とJavaScript のソースを最低限まで単純化し、サイトの表示速度を向上させるための設定ができます。
定期的に古いキャッシュを削除する
WordPressのサイトでは、JavaScriptやCSSなどを更新した時にキャッシュが作られるくらいなので、あまり頻繁にファイルは貯まりませんが、導入しているプラグインによっては、JavaScriptやCSSを出力するものもあるので定期的に古いものを削除することをおすすめします。
Head Cleanerの管理画面を開き、下にある「キャッシュを削除」をクリックしましょう。
ただし、まれに「キャッシュファイル削除」だけだと古いファイルが残ってしまう場合もあるため、定期的にFTPソフトをひらいて、キャッシュファイルを削除することもおすすめします。
キャッシュファイルは、WordPressフォルダの中の、wp-content>cache>head-cleanerにあります。
Head Cleanerの使い方は以上です。
サイトの表示速度を高速化できるプラグインを他に試したい場合は、Quick Cacheの使い方も合わせてご覧ください。
サクッと表示されるようになりましたね♪
そうだね。JavascriptやCSSを整理することでサーバーとのやり取りに使う時間が減るから、その分表示速度が上がったんだね。
なるほど!!SEO対策としてもいいですね〜!!!
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