PHPのeval関数の使い方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPHPのeval関数の使い方について現役エンジニアが解説しています。eval関数とは、任意の文字列をPHPのコードとして評価するための関数です。戻り値は、実行したPHPコードの結果が返ってきます。eval関数の書き方や使い方について解説します。
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今回は、PHPのeval関数の使い方について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
PHPについてそもそもよく分からないという方は、PHPとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、PHP/Laravel講座の内容をもとに紹介しています。

今回は、PHPに関する内容だね!

どういう内容でしょうか?

PHPのeval関数の使い方について詳しく説明していくね!

お願いします!
この記事ではPHPのeval関数の使い方について解説します。
目次
eval関数とは
eval関数は任意の文字列をPHPのコードとして評価するための関数です。
通常PHPでは文字列は文字列として認識されるので以下のようなPHPのソースコードであっても文字列で書かれていた場合は文字列として認識されます
"print('こんにちは');"
しかしeval関数を使うと上記のようなシングルクォーテーションもしくはダブルクォーテーションで囲まれた文字列であってもPHPコードとして評価され、実行することができます。
非常に便利な関数に思えますが、任意のPHPコードを実行できてしまうため、非常に危険でもあります。どうしても検討してどうしても使わなければならない時に、細心の注意を払って使うようにしましょう。
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eval関数の使い方
eval関数は以下のように使うことができます。
eval(文字列);
引数にはPHPコードとして評価してほしい文字列を設定します。戻り値は、そのPHPコードを実行した結果が返ってきます。
returnがない場合には戻り値はNULLが返ってきます。中で実行されるPHPコードにエラーがある場合にはパースエラーが発生するようになっています。
実際に書いてみよう
では実際にeval関数を使ってソースを書いてみましょう。
ソースコード
<?php $num = 3; $str = "if (" . $num . " > 3) { return '" . $num . "は3以上です。';} else { return '" . $num . "は3より小さいです。'; };"; echo eval($str); echo "<br/>"; $num = 5; $str = "if (" . $num . " > 3) { return '" . $num . "は3以上です。';} else { return '" . $num . "は3より小さいです。'; };"; echo eval($str);
実行結果
3は3より小さいです。 5は3以上です。
$strは文字列ですが書かれている内容はPHPのif文です。このままだとただの文字列ですがeval関数の引数として設定することにより、PHPコードとして評価され、if文が実行されます。
なので実行結果のような文字列を出力することができています。
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まとめ
この記事ではPHPのeval関数の使い方について解説しました。
eval関数は使い方を間違えると非常に危険なためどうしても他に実装する方法がない時以外は使わないようにしましょう。
筆者プロフィール
メンターSさん
システムエンジニアとしてこれまで行政システムや医療用システムの保守、開発に携わりました。 JavaやPython、PHP、Kotlinなど様々な言語での開発経験があります。 |

内容分かりやすくて良かったです!

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