Pythonにおけるwhile文の利用方法について現役エンジニアが解説【初心者向け】

Pythonにおけるwhile文の利用方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。

 

この記事は、Pythonにおけるwhile文の利用方法について解説している記事です。

ループ処理を組んでプログラミングを行う必要がある人はぜひ覚えておくと良いでしょう。for文との違いを理解すれば、ループ処理をより効率よく実現でき、非常に役立つでしょう。

目次

• while文とは
• while文の使い方
• while文を利用してループ処理を作成してみよう
• まとめ

 

while文とは

while文について解説します。while文はループ処理を作成するときに使用します。

for文と違う点は、繰り返し変数が存在せず、シーケンスを用意する必要がないという点です。その代わりに、条件文を使って、条件式の出力Trueである限りループ処理を繰り返し実行します。

条件式とはaが1のときにTrueを出力し、それ以外のときはFalseを出力するような式のことです。

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while文の使い方

while文の使い方を解説します。

while 条件式:

    ループ内で実行する処理

シーケンスや繰り返し変数が存在しないため、簡潔ですね。

while文を使ったループ処理の一例として、ループ内で実行する処理の中に、毎回値が増えていくような処理を追加して、その値を条件式に使うことが考えられます。

この記述により、ループ内で実行する処理の回数を制御できます。

while文を利用してループ処理を作成してみよう

それでは、実際にwhile文を使ったループ処理をプログラミングしてみましょう。

例として、とある数の倍数を1000個表示させてみます。とある数を3とした場合は下記のように記述します。

a = 3
d = 1
while d <= 1000:
 print(str(d) + '個目の' + str(a) + 'の倍数は'+ str(a*d)+'です。')
 d = d + 1

実行結果はこのようになります。

3個目の3の倍数は3です。
6個目の3の倍数は6です。
....
999個目の3の倍数は2997です。
1000個目の3の倍数は3000です。

繰り返し処理とその回数を制御できることがわかりますね。

具体的にはaやdを変更することで、任意の倍数、任意の個数に変更できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。Pythonにおけるwhile文の利用方法について理解できましたでしょうか。

for文とwhile文を使ったループ処理の違いを理解すれば、ループ処理をより効率よく実現することができ、非常に役立つでしょう。正しく理解して活用しましょう。

監修してくれたメンター

メンター山崎 電機メーカー社員の組み込みハード、ソフトウェア系エンジニア。 新規製品のアプリケーション/アルゴリズムの提案や製品実装ソフトウェア実装、開発効率化スクリプトの作成などに従事する。PythonやRuby, VBA, C言語, C++, shellスクリプト, ハードウェア記述言語(Verilog HDL)など多数の言語と日々奮闘中。 趣味は野球、ギター、スノーボード、ウェイトトレーニング、食べログ巡りなどこちらも多数奮闘中。

 

 

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