Rubyで変数と定数を使う方法【初心者向け】
今回は、プログラミングの基本中の基本でもある変数と定数の使い方について解説していきます。始めたばかりの方だと変数という単語自体聞きなれないかもしれませんが、プログラミングでは必ず使う単語になるので、この機会に覚えておきましょう。
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今回は、プログラミングの基本中の基本でもある変数と定数の使い方について解説していきます。
始めたばかりの方だと変数という単語自体聞きなれないかもしれませんが、プログラミングでは必ず使う単語になるので、この機会に覚えておきましょう。
田島メンター!!変数と定数というのはそれぞれどういったものなんですか〜?
両方とも数値や文字列を格納しておくものだけれども、変数があとから値を変更できるのに対して定数はずっと同じ値になるよ。
なるほど、名前の通りって感じですね。
それぞれの基本的な書き方を見てみようか。大事な要素なのでしっかり基本を理解しておこう。
変数・定数とは
変数とは、さまざまな文字列や数値を入れておく箱とイメージしていただくとわかりやすいでしょう。
その箱に便宜上の名前(変数名)をつけ、中身のデータの代わりに変数名を書き入れ使い回すことで、同様の処理が簡単におこなえるようになります。
一方、定数とは、変数と異なり宣言時に決めた値を後から変更できないものとなっています。
変更できないと言うとネガティブに聞こえますが、途中で変更してはいけない値などは定数で宣言しておくと便利だったりします。
次は実際にコードを書いて理解してみましょう。
変数は何度でも値を変更できるってことですか?
そうだね。繰り返し処理を行うときなどにも変数は重要になるよ。次はシンプルな変数と定数をひとつずつ作成して、それに値を入れてみよう。
分かりました!
実際に変数・定数を書いてみよう
実際に変数を使う場合は、覚えておきやすい名前を変数にし、数値や文字列を代入します。
以下が例となっています。
name = "Tanaka" puts name
実行結果
Tanaka
このようにnameという変数に「Tanaka」という文字列を代入し出力すると、nameにいれた「Tanaka」という文字列が展開されます。
一方、定数を使う場合は、大文字から書き始めます。
Homepage = "Google"
変数は自由に別の値を入れることができますが、定数の場合、定義されている定数に値を入れようとすると警告がでます。
最初は、変数と定数の使い分けのタイミングが難しいと思いますが、実際に使い分けされているソースコードなどを見ながら覚えていきましょう。
以上、変数と定数の使い方についての解説でした。
変数nameの中に「Tanaka」という文字列が入っていると考えよう。
その変数nameを出力すると、中身の文字列が出力されるわけですね。
定数もその点は同じだけれど、大文字から始まることと再び代入しようとすると警告が出るというところが違いだね。
それぞれの特性に応じて役割を持たせるのが大事ですね。ありがとうございました!
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