Rubyで日付と時刻を表示する方法【初心者向け】
Rubyで日付と時刻を表示する方法について解説しています。Rubyでは日付クラスを利用して表示させることができるので、使い方を覚えておきましょう。実際にソースコードを書きながら表示させてみます。
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Rubyで日付と時刻をそれぞれ表示する方法について解説しています。
Rubyで日付と時刻を表示する方法として、標準ライブラリの日付クラスを用いて実装していこうと思います。
そもそもRubyがよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事をご覧ください。
なお本記事は、TechAcademyのWebアプリケーションオンラインブートキャンプの内容をもとに紹介しています。
田島メンター!!今現在の日付や時刻を表示させる方法が知りたいです!
では今回は、DateクラスとDateTimeクラスについて説明しよう。
それを使うと日付が分かるんですか~?
とても短いコードで簡単に取得できるよ。実際の書き方を見てみよう。
日付を表示してみよう
日付を表示するためにDateクラスを使っていきましょう。
Dateクラスを使うために、次の文を記述しましょう。
require "date"
さて、記述ができたら、変数を用意して、
day = Date.today
と記述しましょう。
これで今日の日付が変数に格納されました。
実際に表示するプログラムは次のようになっています。
require "date" day = Date.today puts(day)
出力結果
このようになります。とても簡単なプログラムで年月日を記述することができます。
このrequireというのは何ですか?
これはインストールされているライブラリを読み込むときに使うんだ。Dateクラスや次で説明するDateTimeクラスを使用するときには最初にこのように記述することを覚えておこう。
了解です!
時間を表示してみよう
続いて、時間を表示させてみましょう。
ここではDateTimeクラスを使ってみましょう。
DateTimeクラスはDateクラスのサブクラスとなっています。
先ほどのDateクラス同様に下記の1文を記述しましょう。
require "date"
続いて、現在の時間を変数に格納しましょう
time = DateTime.now
実際のプログラムは、
require "date" time = DateTime.now puts(time)
実行結果
DateTimeを使うと、時間はもちろんの事、年月日も表示できます。
ここから時間だけを取り出して表示してみましょう。
print(time.hour,"時",time.min,"分",time.sec,"秒n")
これを記述すると、
このように時間だけ取り出すことができました。
以上、Rubyで日付と時刻を表示する方法を解説しました。
Dateクラスは日付を、DateTimeクラスは日付と時間を取得するよ。
日付なしで時間だけを出力させたりとか、そういうこともできるんですね。
.hourなどを使った特定の要素だけを扱う方法も便利なので、是非使い方を覚えておこう。
分かりました!ありがとうございます!
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