Rubyでattributeを使う方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

Rubyでattributeを使う方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。

 

目次

• attributeとは
• attributeを使うメリットと利用シーン
• attributeを使う方法
• 実際に書いてみよう
• まとめ

 

attributeとは

attributeとは、オブジェクトが抱えるデータのことで、「属性（attribute）」と呼ぶことがあります。例えば「human」というクラスがあったとしたら、「name」や「job」などの「属性（attribute）」を追加して使用します。

 

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attributeを使うメリットと利用シーン

「属性（attribute）」を使うメリットというと大げさですが、利用することでクラスのインスタンスに情報を持たせることが可能になります。

なので利用するシーンとしては、クラス（設計図）からインスタンスを作成し、そのインスタンスに情報をもたせメソッドを組み合わせて使用します。

 

attributeを使う方法

例えば「human」というクラス（設計図）を作成し「名前」と「仕事」という情報をもたせるには、以下のように「attr_accessor」メソッドを使って属性（attribute）を追加します。

class Human
  attr_accessor :name, :job
end

 

実際に書いてみよう

今回は「Human」クラスを作成しこのクラスから作成したインスタンスとクラス内で定義したメソッドをもとに、属性（attribute）の使用例を紹介していきます。

class Human
  attr_accessor :name, :job
  def initialize(name,job)
    self.name = name
    self.job = job
  end

  def speak
    puts "私の名前は#{self.name}です。#{self.job}の仕事をしています。"
  end
end

tanaka = Human.new("田中 太郎","警察官")
suzuki = Human.new("鈴木 次郎","システムエンジニア")
tanaka.speak
suzuki.speak
#=>
私の名前は田中 太郎です。警察官の仕事をしています。
私の名前は鈴木 次郎です。システムエンジニアの仕事をしています。

 

まとめ

attributeとは属性のことでオブジェクトが抱えるデータのことを指します。クラス内で「attr_accessor」メソッドを使って属性（attribute）を追加することができます。

テキストを読んだだけではなかなか理解が深まらないので、ぜひ一度は実際にコードを書いてみて理解を深めていってください！

 

監修してくれたメンター

澤亀浩弥（さわかめひろや） Webエンジニア。 開発実績等は勤怠情報管理システムの開発、地方銀行のプログラムの保守・運用、企業とインフルエンサーをマッチングさせるプラットフォームの開発。 25歳までプロ野球の世界を目指し独立リーグでプレー。 その後、某大手会社の製造業作業員として働いていたが毎日の単調な仕事よりもっとクリエイティブな仕事がしたいと思い友人エンジニアにプログラミング学習方法など教えてもらい独学で半年程学習した後、IT業界に転職し、現場経験を積んでフリーランスエンジニアとして独立。 現在はその経験をこれからプログラミングを学んでいく方に伝えていくためにより広い知識を勉強中です。

 

 

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