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【ビジネス職・技術職別】面接でよく聞かれる「最近のニュース」の回答例

面接でよく聞かれる質問の一つに「最近のニュース」があります。ビジネス職・技術職別にどんなニュースを読んでおけば良いのか、どう回答すれば良いのか解説しています。IT業界で働く人が日頃から読んでおきたいメディアも紹介しているので、必見です。

テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社 調査期間:2021年8月12日~8月16日  調査対象:2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18~80歳の男女1,000名  調査手法:インターネット調査

面接官から出される質問はどれも合否の判断基準となっています。これから採用面接を受ける予定のある人は対策をしっかり立てていきましょう。

そんな面接で聞かれる質問の一つ「最近のニュース」に関しても、聞かれる背景を知って的確な回答をすることが大切です。どんな内容を選び、どんな回答をすれば良いのか、事前準備はなにをしておけば良いかを解説していきます。

 

 

明後日、応募した企業の採用面接にいくことになりました。どんな対策をしていったらいいでしょうか。

 

 

志望動機や職務要約といった一般的なものの他には「最近のニュース」を聞かれることがよくあります。

 

 

「最近のニュース」と言われてもどんなニュースを挙げたらいいのか迷ってしまいそうです。

 

 

新しいニュースであれば何でもよいというわけではありません。面接官の質問の意図にそった記事の選択が求められます。

 

 

面接官の意図ですか・・・事前に対策できるでしょうか。アドバイスをもらえませんか?

 

 

お薦めのニュースメディアや解答例を紹介しますので、しっかりした考えをもってニュースを選んだことをアピールしましょう

 

 

目次

 

この質問で何が判断されるのか

採用面接の中で「最近のニュース」の質問で一体に何が判断されているのでしょうか。この質問をされる理由は2つあります。詳しく解説していきます。

 

常にアンテナを張っているか

面接官はニュースをこまめにチェックして、国内外の様々な情報に常にアンテナを張っているかをチェックしています。ビジネスにおいては、関連業界の情報のみならず、国内外のニュース、経済やテクノロジーに関するニュースなど、多くのことを知っておく必要があります。

どんな仕事をするにしても、多くの人や業界と関わって仕事をするのですから、多くの情報を持っていることはビジネスチャンスの広がりに繋がります。常に情報にアンテナを張っている人材というのは、それだけ企業にメリットをもたらす可能性のある人材ということになり、採用されるチャンスが広がるのです。

ただし、闇雲にアンテナが高いだけではNG。応募企業の分野や業界を軸に徐々に広げていくイメージでアンテナを貼っていきましょう。

 

意見を持ち、それを伝えられるか

もう一つの理由は、対象としてあげたニュースに対してしっかり自分の意見を持ち、それを伝えられるか確認するためです。

正解が決まっている仕事もあるでしょうが、多くの仕事に関してはこれで正解という答えはありません。

一つひとつの仕事にしっかり向き合い自分で答えを出していくためには、自分で明確な意見を持って理由を語ることのできるスキルが必要なのです。それができるかどうかを「最近のニュース」という形で聞いていることを理解したうえで回答を考えなくてはなりません。

このスキルは面接だけでなく、仕事をしていく際にも重要となりますので、考えることを習慣にするのも良いでしょう。

 

 

面接官の質問の意図に沿ったニュースを取り上げたいのですが、どんな意図があるのでしょうか。

 

 

まず1つ目は「応募者が様々な情報にアンテナを張っているか」をチェックしています。応募企業の分野や業界に関わるニュースがいいでしょう。

 

 

なるほど!ニュースの内容から、業界の動向などに常にアンテナを張っているか判断してるのですね。

 

 

2つ目は「意見を持ち、伝えられるか」を見ています。1つのテーマにしっかりとした意見をもって取り組んでいるかを求められています。

 

 

しっかりとした意見を持っている事と、それをきちんと伝えられるかどうか確認しているのですね。

 

 

その通りです。いずれも応募先の企業で仕事をしていく上で大事なスキルですから、普段から考えることを心がけているといいですね。

 

 

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チェックしてほしいおすすめのニュースメディア

面接でニュースに関する意見を求められる可能性はありますが、それの対策として全てのニュースを深く理解する、なんてことはほぼ不可能です。

日々のニュースを一通りチェックした後は、最近話題となっているニュースや応募企業と関連のありそうなニュースをピックアップして、ニュースをより詳しく解説しているサイトで理解を深めると良いでしょう。

技術や製品に関するニュースをチェックするのにおすすめのサイトを紹介します。

 

ITmedia

http://www.itmedia.co.jp/

ビジネスマン向けの情報を中心に、IT関連ニュースを幅広く提供しているニュースサイトです。ITとテクノロジー関連のニュースが非常に豊富で、提供スピードが速いことも魅力のサイトです。

面接用だけでなく、情報のアンテナを常に張っておきたい人におすすめです。

 

TechCrunch

http://jp.techcrunch.com/

インターネットの新たなプロダクトのレビューや新しい企業の紹介などが豊富な、テクノロジー関連の重要なニュースを扱うニュースサイトです。新たな技術に関する第三者の意見を知っておきたい人や、テクノロジー関連の重要ポイントだけを押さえておきたい人におすすめです。

 

CodeZine

https://codezine.jp/

開発者向けの実装系Webマガジンです。プログラミングに役立つ記事が豊富。プログラマや目指す人におすすめのサイトです。

 

回答例 技術職編(エンジニア・デザイナー)

技術職の採用面接で「最近のニュース」に関して回答を求められた場合、応募先に関連のあるジャンルのニュースがあれば、それを挙げるのがベストです。

電気機器業界の面接においての回答例を紹介します。

私が最近のニュースの中で最も気になったのは、アップルの新スマートフォン「iPhone8」と「X」の発表です。
今回、iPhone10周年ということで記念モデルと新バージョンの2つの機種が発表されましたが、
それぞれ革新的な機能やUXを追求していると感じました。
特に「X」においては画面サイズや操作性/形状が大きく変わり、
今後リリースされるアプリケーションの機能やUI/UXに大きな変化をもたらすと考えます。
このモデルが普及することでユーザーが新しい体験をし、
それが【当たり前】になっていくことはApple社がもたらすイノベーションとして大きな価値があるでしょう。
私はユーザー目線に立ち、必要とするものを超えた価値に着目し、
それが一体何なのかを常に見極められるような製品開発を行っていきたいと、このニュースから考えました。

 

回答例 ビジネス職編(営業・マーケティング)

ビジネス職の採用面接で「最近のニュース」に関して回答を求められた場合、応募先に関連のあるジャンルのニュースがあれば、それを挙げるのがベストです。

目立ったニュースがなければ間接的にでも仕事に関わる可能性のある経済ニュースを挙げると良いでしょう。自動車業界の面接においての回答例を紹介します。

私が最近のニュースの中で最も気になったのは、
ドイツのフォルクスワーゲンの不正環境規制逃れに関するニュースです。
フォルクスワーゲンほどの世界的企業がこのような事件を起こすことで、
自動車業界だけでなく経済や国際関係に及ぼす影響は計り知れないと感じました。
それでもやめられなかったのは、利益とはなんなのかを考えることができず、なし崩しに進んで来た結果ではないでしょうか。
私は常に自身の所属する企業、お取引先、お客様に対して、利益とは何かを考え、
最良な結果を出せるよう最善の道を選び事業に貢献していきたいと考えております。

 

避けた方がよい回答例

面接の場では避けた方が良い回答としては、「政治・国際情勢・宗教・芸能」に関するニュースです。例をあげて解説していきます。まずは政治に関するニュースを取り上げた回答例です。

○○党の不祥事に関するニュースです。
日本のこれからのことや国民のことを真剣に考えているのか疑問に感じます。

政治に関するニュースは、特定の政党や法案を支持するかどうか述べることになってしまいがちです。面接官が真逆の意見を持っている場合に心象を悪くする結果となってしまいます。宗教に関する話題も同じ理由で避けたほうが良いでしょう。

また、グローバル化が進んでいる昨今、特定の国や外交に関する国際情勢についても同様に避けましょう。

応募企業にとってネガティブな情報を進んで取り上げるべきではありません。輸入販売を行う企業の面接での回答例です。

円安に関するニュースです。
輸入を行う企業では、円安の影響によって仕入れ価格が上がっているにも関わらず、
販売価格の値上げはできないため、多くの企業が苦しんでいます。
今後の円安の動向が気になります。

面接官が返答に困ることは想像できますし、なぜ応募してきたんだと思われかねません。

 

自分の中では大きなニュースであっても、芸能・スポーツのニュースを取り上げるのは避けましょう。スポーツに関する回答例です。

読売巨人軍がリーグ優勝したニュースです。

情報にアンテナを張っていない、意識の低い人なのかと思われてしまう危険があります。

上記の話題は、「最近のニュース」の回答としては避けたほうが無難です。ただし経済ニュースに政治が関わっている場合もありますので、その点は注意して情報を選ぶようにしましょう。

 

まとめ

面接でよく聞かれる「最近のニュース」に関しての質問にどのような準備をして、どのような回答をすればよいかを解説してきました。質問する側の意図や背景を知ったうえで、しっかりと事前に準備をしておくことが大切です。

採用後も必要なスキルですので面接対策としてだけでなく、日常的に情報にアンテナを張る習慣をつけておくと良いですね。

 

 

応募先と関連しているニュースを選ぶことが大切なんですね。

 

 

そうですね。業界を問わず共通しているのは、「何が気になっているか」「それを見てどのような意見をもったか」という事です。

 

 

政治の内容や、ネガティブな内容を選んだ場合には、心象を悪くする場合があるんですね。

 

 

はい。面接官は応募者が、どんなニュースを選ぶかで応募者の意識の高さも判断しているんですよ。

 

 

色々なニュースに普段から触れていることが必要なのだとわかりました。

 

 

とても大事なポイントです!紹介したニュースサイトなどを日頃からチェックして面接に挑みましょう!

 

 

また、IT業界は今後も伸び続ける成長産業であり、ビジネス職であってもエンジニアやデザイナーとコミュニケーションが取れる人材が今後求められます。そのためのスキルとしてプログラミングはこれからより求められるでしょう。

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