求人票とは!職種別に見るポイントをおさえる【初心者向け】
ビジネス職・エンジニア職向けに求人票とは何なのか解説しています。求人票の中でチェックしておくべきポイント、各項目の中身について紹介。働き方や社内の制度など転職する上で気にする人は、ぜひ見方を覚えておきましょう。
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転職活動で必ず目にする求人票とはどういうものなのでしょうか。
企業が求める人材と自分の能力とのミスマッチを防ぐために、必ず抑えておきたい情報について解説していきます。
求人票とは
企業が新しく社員を採用する時の募集概要を記載した、ハローワークや転職エージェントなどに提出する書類です。
転職活動をしている人がこれを見て応募し、企業側で履歴書のチェックや採用面接など行う際の選考基準の目安として用いられます。
求人票にはどのようなことが記載されているか
求人票には新たに社員を採用したいと考えている会社の概要や、採用したい人材に関する内容が書かれています。求人票に書かれている内容でチェックおきたいものを解説していきます。
- 会社概要
社名、所在地、代表者名、資本金、事業内容、採用担当者名等が記載されています。
- 採用試験に関する内容
試験の日時、場所、試験内容、締切日、提出書類等が記載されています。
- 就業形態
ハローワークの求人票には「一般(フルタイム)」と「一般(パート)」の2種類があります。「一般(フルタイム)」の求人票には、採用された場合の雇用形態が社員、正社員以外(契約社員、準社員、嘱託等)、常用型派遣、登録型派遣の4種類で表記されています。非常に重要な項目ですので必ず確認しましょう。
- 雇用期間
雇用する期間が決められてた求人がありますので注意しましょう。期間の設定がある場合、契約更新の有無等の情報が備考欄等にありますので、こちらも必ずチェックしましょう。雇用期間の設定がない場合は「常雇」と記載されています。
- 就業場所・就業時間・休日
就業場所は会社所在地と異なる場合がありますので、注意が必要です。就業時間が複数書いてある場合は交替制である可能性があります。全てのパターンを交替制で勤務するのか、いずれかの就業時間を選ぶのかは必ず確認しておきましょう。休日は曜日が固定しているものやシフト制、週休2日制、完全週休2日制などがあります。
- 毎月の賃金
基本給、定額的に支払われる手当、その他手当が記載されています。基本給の金額に幅があるのは、経験等で決まるためです。実際に働き始めてみたら求人票と食い違ったというケースもありますので、必ず面接時に詳しく確認しておきましょう。
求人票を見るときのポイント(ビジネス職編)
ビジネス職の場合、職種の境目があいまいな企業が少なくありません。
例えば人事の仕事を総務が掛け持ちするパターンです。人事の仕事を志望する場合、募集されている職種名だけで判断するのではなく、「職種名は異なっても実質は人事の仕事なのでは?」と自分の希望に合う仕事である可能性を考えてみるようにしましょう。
語学力の必要なビジネス職の場合、TOEICの点数等で語学力のレベルが明確に示されていれば、自分がレベルに達しているか否かの判断はすぐできます。問題は「日常会話レベル」や「中級」などのあいまいな表現でしか書かれていない場合です。
職務内容の項目や補足に、英語を実際どんなシーンで使うか記載されていればそれを参考にしましょう。詳細が不明な場合は、転職エージェントに問い合わせてみても良いでしょう。
求人票を見るときのポイント(技術職編)
技術職の場合、企業が求める人材像が細かくなりがちです。ミスマッチを防ぐためには、求人票から背景にある今回の求人の理由や仕事内容を読み取る必要があります。
エンジニアであれば、担当領域が「システム開発」か「インフラ構築・運用」なのかを求人票でチェックしましょう。
経理システムなどの従業員が利用するシステム開発や運用を行う業務が開発系、システムを稼働させるための必要なサーバーやネットワークに関する仕事が構築・運用系です。
そのなかでどの業務に携わるのか、外部協力会社を活用しているのか、システム環境がオープン系か汎用系かもチェックしておきましょう。こちらも詳しい記載がない場合は、転職エージェントを通して確認しておくと良いでしょう。
IT業界でおすすめの転職サイト・エージェントもまとめているので、転職を検討している方はぜひ活用してみてください。
まとめ
求人票とはどういったものか、必要な情報を抑えるコツについて解説してきました。
企業が採用したいと考えている人材と自分のスキルがマッチしているかを求人票から読み取りましょう。詳細が分からない場合、転職エージェントを活用することをおすすめします。
また、IT業界は今後も伸び続ける成長産業であり、ビジネス職であってもエンジニアやデザイナーとコミュニケーションが取れる人材が今後求められます。そのためのスキルとしてプログラミングはこれからより求められるでしょう。
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