RubyでDirクラスを使う方法【初心者向け】
初心者向けにRubyでDirクラスを使う方法について解説しています。Dirクラスはディレクトリに関する操作を行うクラスです。ディレクトリの取得や作成・削除などで何度も使うことになるのでぜひ覚えておきましょう。
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RubyでDirクラスを使う方法について解説します。
そもそもRubyについてよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Dirクラスを使う方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
Dirクラスとは
Rubyには様々なライブラリが元々導入されています。そのうちの一つがDirクラスです。
ディレクトリに関する様々な情報の取得や操作などがこのクラスを利用することで行えます。
Dirクラスの使い方
Dir クラスは require 不要で利用することができます。
すべてのメソッドなどの紹介は最下部のドキュメントに譲るとして、よく利用されるものを紹介します。
クラスメソッドとしてよく利用するのが、 `Dir.mkdir` や `Dir.exists?` です。
ruby
Dir.exists? 'sample' # sample ディレクトリが存在するかどうか Dir.mkdir 'sample' # sample ディレクトリを作成する Dir.glob '*' # カレントディレクトリに存在するファイル名を配列で取得する
インスタンスメソッドとしてよく利用するのが `each` ですね。
dir = Dir.new Dir.pwd dir.each do |entry| p entry # home ディレクトリ直下にあるファイルやディレクトリを順番に出力する end
実際に書いてみよう
では、実際にDirクラスを利用してよく記述処理を書いてみましょう。
ある特定のディレクトリがあればそのディレクトリにカレントディレクトリを移動、そうでなければディレクトリを作成して、そのディレクトリへカレントディレクトリを移動する、という実際によく利用されるコードです。
ruby
dir_name = 'workdir' # ディレクトリ名 unless Dir.exists? dir_name # ディレクトリが存在するかどうか確認 Dir.mkdie dir_name # 存在しない場合、 mkdir でディレクトリを作成する end Dir.chdir dir_name # カレントディレクトリを指定したディレクトリへ移動
他にも様々なメソッドがあります。下記ドキュメントを参照して活用しましょう。
Dir クラスリファレンス
https://docs.ruby-lang.org/ja/latest/class/Dir.html
監修してくれたメンター
大塚 颯斗
Ruby on Rails, PHP, Go を中心としたウェブアプリケーションエンジニアとして都内のウェブサービスを提供する企業に在籍。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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