Pythonでのtry except文の書き方を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにPythonでのtry except文の書き方について解説しています。try except文は例外処理と呼ばれるもので、値をチェックした時などに予期せぬ値だった場合に別の処理を実行することが出来るようになります。データベースに接続して失敗した場合に例外処理に移動するというのがわかりやすいかと思います。
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Pythonでのtry except文の書き方について解説します。
そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
try except文の書き方について詳しく説明していくね!
お願いします!
try except(例外処理)の書き方
以下のように、tryブロックで例外の発生しうる処理、exceptブロックで例外処理を記述します。
try: # 例外の発生しうる処理 except <例外クラス> # 例外処理 例外の発生しなかった場合、exceptブロックは実行されません。 <例外クラス>はExceptionクラスのサブクラスとします。 <例外クラス>を省略すると、全ての例外をキャッチします。
実際に書いてみよう
サンプルコード(例外キャッチ処理なし)
class MyException(Exception): pass def raise_exception(): raise MyException('エラー!!!') raise_exception()
実行結果
MyException Traceback (most recent call last) in <module>() 10 # print('例外をキャッチしました') 11 12 raise_exception() <ipython-input-2-7b66b5725f21> in raise_exception() 3 4 def raise_exception(): 5 raise MyException('エラー!!!') 6 7 #try: MyException: エラー!!!
サンプルコード(例外キャッチ処理あり)
class MyException(Exception): pass def raise_exception(): raise MyException('エラー!!!') try: raise_exception() except MyException: print('例外をキャッチしました')
実行結果
例外をキャッチしました
解説
- Exceptionクラスを継承し、独自の例外クラスMyExceptionを作成しました
- 例外MyExceptionを発生させる関数raise_exceptionを定義しました
- 例外キャッチ処理なしのコードでは、raise_exceptionをそのまま呼び出しました
- 例外が発生したので、スタックトレースを表示し、プログラムが異常終了しました
- 例外キャッチ処理ありのコードでは、tryブロックでraise_exceptionを呼び出し、exceptブロックでMyExceptionをキャッチしました
- 例外をキャッチできたので、プログラムは正常終了しました。
監修してくれたメンター
橋本紘希
システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。 開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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