Pythonにおけるupdate()の利用方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

Pythonにおけるupdate()の利用方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して、初心者向けに解説します。

 

Pythonについてそもそもよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Python講座の内容をもとに紹介しています。

 

 

update()とは？

updateは、ある集合Aを別の集合Bで更新するメソッドです。

集合Aは変化します。集合Bは変化しません。集合にはsetやdict(辞書)を使えます。
 

update()の使い方

集合set_a, set_bがあるとして、以下のように使用します。再掲ですが、set_aは変化します。set_bは変化しません。

set_a.update(set_b)

 

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update()を利用して辞書型データを結合してみよう

ソースコード

dict0 = {"alpha":0, "bravo":1, "charlie":2}
dict1 = {"bravo":4, "delta":5}
dict0.update(dict1)
print(dict0)
print(dict1)

辞書dict0, dict1を作成しました。
dict0に対し、dict1を引数として、updateメソッドを呼び出しました。
 

実行結果

{'alpha': 0, 'bravo': 4, 'charlie': 2, 'delta': 5}
{'bravo': 4, 'delta': 5}

 

解説

重複キーであるbravoの値は、dict1の値で更新されました。
dict1にのみ存在するdeltaキーと値のペアが、dict0に追加されました。
dict1は変化しませんでした。
 

監修してくれたメンター

橋本紘希（はしもとひろき） システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。 開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。

 

 

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