Rubyでif文を1行で作る方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】
初心者向けにRubyでif文を1行で作る方法について現役エンジニアが解説しています。if文を1行で作る方法には、if修飾子や三項演算子があります。真の時に実行したい処理を書き、ifの後に条件式を書くなど使いわけていきましょう。
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Rubyでif文を1行で作る方法について、TechAcademyのメンター(現役エンジニア)が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。
Rubyについてそもそもよく分からないという方は、Rubyとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まるでしょう。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプRuby講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Rubyに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
Rubyでif文を1行で作る方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
if文とは
if文とは、制御構文の一種で「条件分岐」に使う構文です。
条件式を評価し、条件が「真(true)」であればthen以下の式が実行、条件が「偽(false)」であればelse以下の式が実行されるでしょう。
また、if「もし~~ならば」とは逆のunless「もし~~でないならば」という否定形の条件分岐、制御構文には他にもcase文があります。
一般的には下記のように複数行に分けて記述し、あいだをインデント(字下げ)することで理解しやすいコードになるでしょう。
if age >= 18 then puts "adult!" else puts "child!" end
if文を1行で作る方法
if 修飾子
ifの右辺を評価し「真(true)」であれば左辺が実行されます。
「偽(false)」となった場合はなにも実行されません。
「真(true)」となった場合に実行したい処理 if 条件式
if 三項演算子
1項目の条件式が評価され、「真(true)」であれば2項目が実行、「偽(false)」となった場合は3項目が実行されます。
以下の式の「 ? 」と「 : 」を意識してください。
条件式 ? 「真(true)」となった場合に実行したい処理 : 「偽(false)」となった場合に実行したい処理
実際に書いてみよう
以下、サンプルコードです。
# 複数行の if age = 21 if age >= 18 then puts "adult!" else puts "child!" end #=> adult! # if 修飾子 age = 21 puts "adult!" if age >= 18 #=> adult! # if 三項演算子 age = 21 puts (age >= 18 ? "adult!" : "child!") #=> adult! age >= 18 ? (puts "adult!") : (puts "child!") #=> adult! __END__
実行結果
#=> adult! adult! adult! adult!
まとめ
if修飾子や三項演算子を使うことで条件分岐の制御構文をスマートに書くことが可能です。
執筆してくれたメンター
メンター古川さん
Rubyが得意で、Webエンジニアとして最上流から最下流までセルフスターターとして活躍してきました。 近年セミリタイアし、フリーランスとして適度に働きながら穏やかな生活を楽しでいます。 |
Rubyでif文を1行で作る方法がよく分かったので良かったです!
ゆかりちゃん、これからも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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