Scratchでコンテストに挑戦中!プログラミング学習を通じて成長したこととは
プログラミングやゲームが好きな小学6年生にインタビュー!プログラミング学習をはじめたきっかけや学びを通した変化、将来の夢についてお話してくれました。テックアカデミージュニアの「はじめてのScratchコース」を受講していただき、今では自作のゲームを作れるほどに成長しています。
テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社 調査期間:2021年8月12日~8月16日 調査対象:2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18~80歳の男女1,000名 調査手法:インターネット調査
プログラミングとゲームが大好きな男の子!小学6年生から、テックアカデミージュニアのはじめてのScratchコースを受講していただき、学習したことを活かしてオリジナルの作品制作に熱中しています。プログラミング学習をはじめたきっかけや成長したこと、テックアカデミージュニアのカリキュラムについてお話してくれました。
【プロフィール】
田村 天輝さん(12)小学校 6年生
テックアカデミージュニアの「はじめてのScratchコース」を受講。学習したことを活かして、たくさんのオリジナル作品の制作に挑戦している。
学校のコンピュータクラブでScratchに出会う
ーープログラミングを学ぼうを思ったきっかけを教えてください。
天輝くん:学校のクラブで1年間ほどコンピュータクラブに入ったことがあって、そこでScratch(スクラッチ)をやっていました。
それがとても楽しかったので、そのとき習っていたサッカーをやりながらも毎回プログラミングがやりたいな〜、と思ってて、母に相談したらサッカーかプログラミングどっちかにしよう!となって、だったらプログラミングやりたいなと思ったんです。
ーーコンピュータクラブに入るきっかけは何かありましたか?
天輝くん:僕はゲームが好きなのでコンピュータークラブがいいかな、と思ってて3年生のときに見学してみたら面白そうだったので入りました。
ーーお母さまに質問したいのですが天輝くんがプログラミングに興味を持ち始めてどんな行動を取りましたか?
お母さま:天輝が5年生のときに通っている塾でプログラミング教室がはじまるっていうお知らせをもらってきて「やりたい」ってずっと言ってたんですけど、サッカーが週に4日、英語と塾とだともう1週間に1日しか空きがなかったので無理だよって私が断ってたんです。
それでもその塾のプログラミング体験をやってみたいと言うので、やってみて決めることにしました。
ただ、実際に体験してみたらイマイチだったみたいで、近所で他にないかと思って探したんですけど、私が運転ができないので、何か方法ないかなと思った時にネットで検索してテックアカデミージュニアさんを見つけました。
それで体験やってみるか聞いたらやりたいって言うからやってみたら、これが天輝には合っていたみたいです。
ーーそういう経緯があったんですね。ありがとうございます。
ーー天輝くんがプログラミングを学習することでお母さまが期待していることはありますか?
お母さま:天輝は自分から行動するタイプではないし、集中することがあまり得意ではなかったんです。
でもプログラミングは初めて自分から「やりたい」って言ったことだったので、どうなるかなと思いながらもやらせてみたんです。
そしたら、テックアカデミージュニアでプログラミングをやりはじめて、自分から行動するようになりました!
今では自分からコンテストにも出てみたいって言うようになって。
本当に目立つことや人と争うことが大嫌いだったのでコンテストは嫌がると思ったんですけど、自分から「やってみたい」って言ってくれて嬉しかったですね。
まず一つ、私が天輝に望んでた自主性が身に付いたのかなと思います。
あとは、私はプログラミングのこと全く分からずアドバイスができないので、やりたいことは自分で検索してみなって言うんです。
まだ上手くできないみたいなんですけど、やり始めると夢中になってやっていて、周りに気を取られることなく一人もくもくとやっている姿を見て、やらせてよかったなと思いました。
ーーお母さんが心配していた自主性と集中力、自立して自発的に行動することができるようになってきたんですね!
お母さま:それともう一つ、知らない人と喋るのが本当に苦手な子なので、はじめる前はすごく不安で。
アクティブラーニング(※)のとき、最初は私が横にいて話す感じだったのに、今はもうお母さんは向こうに行ってください、みたいな感じでひとりでパソコンの向こうの皆さんと話しているのを聞いていて「あ、こんな風に喋れるんだな」っていう驚きと喜びがあります。
その訓練にもなってると思いますね。
※2:アクティブラーニング=生徒複数名でお互いの作品をみて感想を言い合ったり、フィードバックをする活動。オンライン教室では月に2回実施中。
ーーアクティブラーニングにも慣れてきて一人でできるようになったのはいいことですね!
テックアカデミージュニアについて
ーーテックアカデミージュニアに決めたポイントがあれば教えてください。
天輝くん:まず塾がちょっと遠いので家でできるっていうのが良かったし、発表会とかで他の人の作品を見てそれを参考にすることもできて、クラブでやったことのある教材(スクラッチ)だったのでやりやすかったです。
あと、カリキュラムが動画の説明付きで分かりやすくてテックアカデミージュニアが自分に合っていると思いました。
ーーありがとうございます。お母さまはいかがですか?
お母さま:本人がやりたいものがいいとは思っていたけど、私はパソコンのことが全く分からなくて…でも入会前にテックアカデミージュニアの方とお話して、色々とすごい丁寧に教えてくれて安心して始めることができました。
あとはアクティブラーニングが天輝が喋ることの練習にもなるかなって思いました。
オンライン教室でも他の方と喋りながら学習ができる機会があって、そのシステムがとても素晴らしいなと。
ーーありがとうございます。
ーー実際にテックアカデミージュニアのカリキュラムを学習してみてどうですか?
天輝くん:プログラミングするためにブラインドタッチを練習していたのと、クラブでやってた時のことを感覚で覚えてたので、はじめた頃は簡単だな〜とも思ったんですけどそれでも楽しかったです。
アクティブラーニングが最初緊張したんですけど、一回目がちゃんと出来てちょっと自信がついて、もっと頑張ろうと思えました!
お母さま:私はスクラッチを全く知らなかったので、天輝がやってるのを見て「こんなこと出来るんだ」っていう驚きがありました。
それとカリキュラムのはじめの頃は天輝がクラブで多分やったことだったので進みが早かったですね。
あっという間に終わっちゃうね、みたいな感じだったんですけど、今はドリルとかもパパパっとやって終えちゃっても、その分コンテストとかの作品を作る時間もあって、今のペースぐらいが天輝にはちょうどいいのかなと思います。
ーー率直なご意見ありがとうございます。
ーー今、学習開始して2か月ほど経ちましたが、テックアカデミージュニアを利用して良かったことがあれば教えてください。
天輝くん:僕は出された宿題をやった後にドリルをやってから自分の制作をするんですけど、それで自由に作れる課題があったのがうれしかったです。
自分で作るオリジナル制作で何か遊べるようなやつを作りたくて頑張っています!
ーー今はオリジナル制作をたくさん作ってるんですね、いいですね!
ーーお母さまから見て学習を開始してよかったことがあれば何か教えてください。
お母さま:出されている課題を一つずつクリアしていくことが天輝にとっては楽しいのかなって感じます。
サッカーなり勉強なりつまづくことが多かったのがこうやってテックアカデミージュニアさんの課題をやっていて夢中になれるのはきっと自分の中でクリアすることが多いから楽しみながらできてるんじゃないかなと。
さらに、それが全部終わったら自分の好きなことできるぞっていうわくわく感が天輝に合っているんだと思います。
ーースモールステップでちょっとずつ成功体験を積み重ねていくのが天輝くんにぴったりだったんですね。
楽しかった遊びをプログラミングでオリジナルのゲームに
ーー今回Scratchで作成した作品を紹介していただけますか?
天輝くん:これがコンテストに向けて作っているサイコロゲームです。
緑が1Pで、青が2Pで、スペースキーを押すとサイコロが回ります。
まずは緑のボタン【1P】を押してから、青いボタン【2P】を押してください!
ボタンを何度も押すと、得点が増えてしまうので1回だけ押してください。
サイコロの目の合計が、多いほうに1点入ります。
ゾロ目になったときは、ゾロ目のボタンを押すと、サイコロの目の合計が倍になります。
これを4回、繰り返します。
理想では、ゾロ目でプラス1点、1、2、3みたいな連番でプラス1点、サイコロの目の合計が多かったらプラス1点、という感じにしたいんですけど、それが大変でなかなか難しいです。
ーーたしかに、それを全部組み込むのは難しそうですね。
ーーこのゲームを作ろうと思ったきっかけがあれば教えてください。
天輝くん:親戚が集まったときに、いとことサイコロを使ってゾロ目になった方が勝ち!みたいな対決をして、それがとても楽しくて盛り上がったので。
これを二人用にして、得点の付け方をゾロ目だけじゃなくて、目の合計でやってもいいな、と思ってサイコロも自分で作ってやってみました。
ーー素晴らしいですね。実際に遊んでた現実のものをプログラミングを使ってバーチャルの中に入れてしまったということですね。
天輝くん:はい。
お母さま:今回のコンテストのテーマが「私のコミュニケーション」だったんですよ。
天輝はコミュニケーションを取るのが苦手なので、何だったら人と上手に喋れる?って聞いたら、まずゲームって言ったんですよね。
じゃあ何のゲーム作ろうかって考えていて、たまたま数か月前に父の三回忌があって親戚が集まったんですよ。
いとこ達と一通りゲームをやって、やることがなくなった時にふと大学生のお姉ちゃんがサイコロを持ってきて、投げて誰が最初にゾロ目を3つ揃えるか、みたいなことをやり始めて、これがすごく盛り上がったんです。
天輝のおばあちゃんから子どもたちまでみんなで大盛り上がりだったのを思い出して、あれ作ろう!ってなったんです。
ーーこれは絶対完成させてほしいですね 、このゲームを完成を楽しみにしています。すごく複雑な変数をたくさん組んでてまだ学習開始2か月とは思えないくらい吸収力が高いと感じました!
プログラミング学習をはじめて発想力がUPした
ーープログラミング学習をはじめてからの変化や成長を感じるエピソードがあれば教えてください。
天輝くん:テックアカデミージュニアで学習をはじめてから、クラブの時よりも発想力が増えたと思います。
コンピュータークラブでもスクラッチで自由に作るのがメインだったけど、クラブの時はふざけて面白いものばかり作ってて、ちゃんと遊べるものを作ろう!と思ってから機能をブロックでどうしたらできるか考える、発想力が身に付いたような気がします。
ーーいいですね!お母さまからみて天輝くんの変化などは何かありますか?
お母さま:やっぱり自分がやりたがることがゲーム以外に増えたことは嬉しいです。
あと、前回のライブイベントで天輝の一個上のお兄さんが凄い賞を貰ったっていうのを聞いて、自分と1歳しか変わらないのにこんなこと出来るんだ、って人を尊敬したり、あんな風になってみたいと思ったり、そういう感情を出すことが今まであまりなかったので。
本当にプログラミングが好きなんだと思います。
好きだからこそ、凄いお兄さんがいるんだよ!っていうことを教えてくれたり、ユーチューブでプログラミングの動画があったら見てみたり、色々視野が広がったんじゃないかなと思っています。
プログラミングで薬を飲む人々の手助けがしたい!
――今後、プログラミングで実現したいことや挑戦してみたいことはありますか?
天輝くん:上手く説明できないけど、僕は毎日薬を飲んでるので、プログラミングとか機械で薬が楽に飲めるとか何か工夫できないかな、と思います。
お母さま:前に天輝が言っていたのは、毎日ずっと薬を飲むから忘れないように、プログラミングを利用してその日の飲む薬が出てくるとか、そういうのを作れないのかなって。もっと薬を飲むことが楽になりたいなっていう発想から言ってました。
天輝くん:薬剤師じゃ薬を作る人だから、僕は毎日の薬を簡単に覚えられたり、簡単に飲めたりとかそういう感じのをプログラミングで作りたいな。
――なるほど、プログラミングを使って薬を飲んでる人の手助けをする、素敵な夢ですね!天輝くん自身の経験から外に向けて他の同じように困ってる人たちを助けたいと思えるのはとても素晴らしいことだと思います。
――今回はありがとうございました。お母さまからもコメントをいただけて、天輝くんも楽しみながらプログラミングを学習されているということで嬉しいです。
▶︎テックアカデミージュニア受講生とその保護者のリアルな感想