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【脱フリーター!】正社員とフリーターの生涯年収は約3倍も違う!?

フリーターとは非正規雇用の人の総称。「自分にも当てはまる」という人、多いのではないでしょうか?フリーターと正社員を比較した時に生涯年収には約3倍も差があると言われてます。フリーターという生き方は長い目で見たら後悔しかねないかも?後悔しないためにも今から真剣に人生を考えてみましょう。

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フリーターと一口に言ってもその状況は様々。「このままフリーターを続けてても良いのかな」「今が楽だしそれなりに稼げるから問題ない」と思っている場合は、もう少しフリーターという生き方を考えてみた方が良いかもしれません。

フリーターと正社員とでは、どのような違いが生まれてくるのか詳しく解説していきます。

 

フリーターとは

フリーターとは、正社員以外の形(アルバイトなど)で生計を立てている人のことをいいます。

高校卒業後すぐに10代で社会に出たという人の場合、社会に出て5年以上たっているけれど、今もまだフリーターという方も少なくないでしょう。

「将来的にやりたい仕事や大きな目標がある。そのためにかける時間をどうしても確保したいからフリーターをやっている」というのであれば、一時的にフリーターという生き方を選ぶのも一つの選択肢といえます。

しかし、もしあなたが「特にやりたいことがないから」「なんとなく楽だから」という理由でフリーターという働き方を選択しているとしたら、将来について少し考えてみる必要があります。

特に年齢的に20代後半が近づいてきている人にとって、自分の職業や将来について考えることは今すぐやらなくてはならないことと言えます。

 

25歳以上のフリーターは「年長組」

20代前半の人であればどの職場でも問題なく雇ってもらえるケースが多いかもしれませんが、25歳を過ぎた頃から急に採用されにくくなるというのが実情です。

25歳を過ぎた人は採用側からすると「フリーター年長組」扱いとなるのが普通ですから、まったく同じ条件の応募者がいる場合には、20代前半などのより若い人を選ぶ傾向があります。

若さを売りにできるのはどんなに遅くとも24歳まで。あなたがこの年齢に近づいている(あるいはすでに過ぎている)のであれば、少しでも早く正社員としての仕事を探すことが大切になります。

 

正社員との生涯年収の差

フリーターと正社員の生涯年収(一生のうちに稼ぐお金の額)についても考えておく必要があります。

20代前半のうちは正社員として働いている人も年収が低いため、場合によってはフリーターとして仕事をした方が稼げるということも少なくないかもしれません。

しかし、年収について考えるときには「一生涯に稼ぐ金額」という視点からも考えて見る必要があります。

正社員の人の生涯年収は一般的に2億円〜3億円と言われている一方、フリーターの方の場合は6,000万円〜9,000万円が相場とされています。

その差は実に2億円以上。

若いうちの年収はほとんど一緒でも、長い目で見ると圧倒的な差がついてしまうことがお分かりになると思います。

 

夢さえあればお金はいらない?

「夢さえあればお金はいらないよ…」と今は思っている方ももしかしたらいるかもしれませんが、20代後半〜30代になると出産や育児に関するお金も必要になります。

40代になると親の介護も考えなくてはなりません。

有料老人ホームや介護施設に親を入れるための費用は数千万円が必要になりますから、親はサラリーマンで貯蓄があるだろうから大丈夫だろう…と思っていたら実はまったく足りなかった…ということも珍しくないのです。

子供や親の面倒を自宅であなたが見るということになると、あなたが挑戦できる仕事は非常に限定されることも理解しておきましょう。

 

正社員との福利厚生の差もしっておこう

フリーターと正社員の違いは生涯年収だけではありません。

家族ができたときの出産費用や、育児のために必要な期間だけ休みがとれるかどうか?といった福利厚生についてもフリーターと正社員とでは大きな差があるというのが実情なのです。

健康保険や厚生年金など、社会保険についてもフリーターは圧倒的に不利であることを知っておきましょう。

フリーターの人は国民健康保険や国民年金といった「本来は自営業の人が加入する保険制度」に加入しなくてはなりません。

 

自分で事業をしている人であればサラリーマンよりも生涯年収が高いため何とかなりますが、収入の少ないフリーターが自営業向けの社会保険制度にしか加入していないというのは、将来のことを考えると「非常に不安定」と言わざるをえません。

一方で、正社員として働く場合には健康保険や厚生年金といった保険制度に加入することになりますので、万が一があった時や老後に年金としてもらえるお金もフリーターに比べると多くなります。

 

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人生設計を真剣に考える

あなたは将来的に結婚したいと思っている恋人がいますか?

その人はきっと、フリーターをやりながら将来の夢に向かって頑張っているあなたを応援してくれる人なのだと思います。

しかし、その人を本当の意味で幸せにするためには、ある程度のお金が必要になることも知っておかなくてはなりません。

あなたが男性の場合、結婚するためには相手の親を安心させることができないと、結婚の承諾を得ることすら難しいケースもあるでしょう。

 

子供ができたら?

フリーターのあなたと恋人の2人であれば問題なく生活していくことができるかもしれませんが、一緒に生活を始めれば子供を授かることになるかもしれません。

女性は出産や育児を経験すると仕事に採用されるのが難しくなり、急激にお金を稼ぎにくくなるというのが実情です。

そもそも子供を育てながら仕事をするためには実家の両親の支援がないとほとんど不可能ですから、その面でも相手の両親の同意を得ることができるかどうかはとても大切になります。

あなたの恋人はフリーターのあなたを認めてくれるかもしれませんが、あなたの親世代の人たちはフリーターのあなたを認めてくれるかどうかはわかりません。

 

フリーターは家を買えない?

結婚して子供ができたら家や車の購入を考える時がくるかもしれません。

そうなると、一軒家やマンションなどを検討することになりますが、都市部で家を買うための金額は少なく見積もっても3,000万円程度〜が必要です。

あなたやあなたの恋人の実家が大金持ちで全部面倒を見てくれる…というのなら話は別ですが、自分たちの収入だけでやっていく必要があるのであれば、家を購入するためには住宅ローンを組む必要が出てきます。

住宅ローンというのは簡単にいうと銀行からお金を借りることなのですが、フリーターの方の場合、住宅ローンを利用するのは非常に難しいというのが実情です。

銀行側も住宅ローンの審査をするときには「この人はちゃんとお金を返してくれる人なのか?」ということを入念にチェックします。

 

あなたの職業や収入金額、貯金額についても当然チェックされますから、フリーターとしての収入や地位しかない場合には銀行としても住宅ローンの審査落ちとせざるを得ない場合がほとんどなのです。

このように、フリーターとして生きることは自由なようで長い目で見るとさまざまな問題を抱えることになることを知っておきましょう。

ひょっとしてあなたが、今だけにフォーカスして生きている状態だったとしたなら、いま一度、自分の人生を見つめ直す時間をとってみてください。

 

正社員を目指そう

ここからは、フリーターを脱却するためにはどういうステップを踏めば良いのか?について考えていきましょう。

フリーターを脱却するということは簡単にいうと正社員になるということです。

「正社員になる」というと、なんとなく型にはめられた堅苦しい生活を送ることになる…というイメージを持っている方ももしかしたらいるかもしれません。

 

しかし、多くの場合は漠然と「自分にはどんな仕事が向いているのだろう?」と考えているよりも、「正社員として働くことを前提として、自分にはどんな仕事が向いているのだろう?」と考えて見る方が良い結果につながることが多いのです。

正社員として働くことを前提にすると、ある程度選べる仕事が限定されますが、限定されるからこそ具体的な進路が見えてくるということですね。

以下では、限られた選択肢の中で自分にあった仕事を探す方法について考えてみましょう。

 

限られた選択肢の中で「自分は何をしたいのか?」考える

自分は何をしたいのか?自分にはどんな仕事が向いているのか?について考えることを自己分析と言います。

自己分析を行うときには、以下のような順番で考えてみると「ひょっとして自分に向いているのはこういう仕事なのかも?」というものが見えてきますよ。

自分の出生〜現在までの経験から「自分史」をつくる

まずはあなたがこれまで歩んできた人生について見つめ直し、自分史(自分についての歴史年表のようなもの)を作ってみましょう。

小学校から中学校、高校と進んできた人生の中で意外に「自分でした決断」が多いことに気づくと思います。

中学校や高校ではどんな部活に入ることを選びましたか?サッカー部ではなくバスケ部だったのはなぜ?高校では中学校で選択した部活とは違う部活を選んだのは?…といったように具体的に考えていくと、あなたが何か決断をするときの傾向や、好きなもの、好ましいものとして選ぶものの傾向のようなものが見えてくるはずです。

過去の経験やエピソードについて考える

自分史が出来上がったら、より具体的にそれぞれの段階で経験したエピソードを思い出して見ましょう。

特に、何かの問題にぶつかり、それを解決した時のエピソードについて考えて見てください。

結果的にうまくいったこともあれば失敗したこともあると思いますが、大切なことは、問題にぶつかったときにあなたがどのような行動をとり、どのような結果を得たか?どのような役割を演じたか?です。

リーダーとして問題解決に当たったという人もいればサポート役として頑張ったという人もいるでしょう。

ここで見えてくることは、あなたがどうやって問題を解決するタイプの人間なのか?です。

これは正社員として職業を選択するときにとても重要なことです。

 

なぜかというと人は自分の嗜好に合った形で問題解決に当たることができるときにモチベーションを維持できるためです。

正社員として働いていくためには長期間にわたって自分の仕事に対して高いモチベーションを維持できなくてはなりませんから、「自分がどういう形で仕事や問題を解決するのを好む人間なのか?」を知っておくことはとても大切なことです。

自己分析の内容は、実際に仕事の面接を受ける時には自己PRや志望動機を面接官にアピールするときに役立ちます。

自己分析が完了したら、実際に仕事をどこで探してくるのか?について考えましょう。

 

正社員の仕事を探す具体的な方法は?

正社員の仕事を見つけるためには、正社員の求人情報(企業側が出している情報)がどういうところに出てくるのか?を知っておかなくてはなりません。

正社員の求人情報は以下のようなところで見つけることができます。

ハローワークを活用する

ハローワークとは、厚生労働省が運営している「就職支援、雇用促進」のための公的な就職支援サービスです。

職業相談や求人の紹介などを無料で利用することができます。

資格を取得する

自己分析を通して、具体的にやりたいことや方向性が見えてきたという人は、資格を取得することを第一の目標にするのも良いでしょう。

もちろん、資格を取得するだけでは状況は変わらないので、その資格を武器に転職活動を行うことを前提に戦略を立てることが大切です。

資格の種類

ITパスポート

ITの最も基本的な国家資格です。

ITを利用しない業種はない現代ですのが、ITに疎い年代が多い企業もあります。

その様な企業への転職を考えた時に、ITパスポートという比較的簡単に取得できる国家資格を取得しておくと良いかも知れません。

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)

 

スキルを身につける

資格を取得することから一歩進んで、手に職をつけるということも考えておきましょう。

手に職をつけるというのは、転職市場で「私の特技はこれです」というあなたを高く売り込むための「売り物」を持つということです。

手に職をつけることができれば、過去の経歴がフリーターだったとしても積極的に正社員として採用をしてもらえたり、転職後のキャリアアップも実力次第でどんどん上を目指すことができるようになります。

特に、業界そのものが伸びているIT業界で活躍するエンジニアは転職市場でも非常にニーズが高く、どこの企業でもエンジニアが不足していると言われています。

IT業界でおすすめの転職サイト・エージェントもまとめているので、転職を検討している方はぜひ活用してみてください。

スキルの種類

コミュニケーションスキル

正社員として働く場合非常に重要なスキルがコミュニケーションスキルです。

アルバイトと正社員の決定的な違いとして、関わる社員の数があります。

アルバイトであれば、決められた範囲の作業だけ行えば良いです。

しかし、正社員の場合、答えのない仕事を他部署の社員と協力して、成果を上げる必要があります。

そのために、正社員であれば、自分の部署以外の人ともコミュニケーションを取るスキルが重要視されます。

プログラミングスキル

エンジニアになるのであれば、まずはプログラミングスキルを習得することが求められます。

未経験者がエンジニアになるのは可能ですが、「プログラミングスキルが全くない」「PCをあまり触ったことがない」という状態ではやはり厳しいと言わざるをえません。

そこで、基礎的な知識やスキルの習得については専門のスクールを利用するのが良いでしょう。

その際、単にプログラミングスキルの習得だけではなく、スキル習得後の転職活動までトータルで支援してくれるスクールを選ぶのが大切です。

以下ではプログラミングスキルを最短距離で学ぶことができ、ITエンジニアとしての転職活動も一貫して支援しているスクールを紹介します。

 

TechAcademy就職予備校

フリーターからの脱却を意識してアクションを起こすのであれば、短期間で効率的に動いていきたいものですよね。正社員になる方法としてスキルを身につけることで、長期的に活躍するキャリアの選択肢を自ら作ることができます。

TechAcademy就職予備校では、フリーターからITエンジニアへの転職成功までを支援するサービスが全てついています。

ITエンジニアの世界でもっとも汎用的でキャリアの選択肢も広く、市場ニーズが高いと言われている「Java」というプログラミング言語を学習し、基盤となるスキルを習得します。カリキュラムの内容は8週間で完了するよう構成されています。

このスクールの大きな特徴であり魅力的なポイントとして、現役エンジニアから学習のサポートを受けられるという点です。実際に、自分が目指すITエンジニアという職に就いている人からのサポートを受けられるのは他のスクールではなかなかありません。

 

実際にどのようにして働いているのか、学習のコツやポイントなども聞くとモチベーション維持に繋がるはずです。

また、このスクールの大きな特徴として「オンライン完結」であることが挙げられます。どこか教室に通う必要がないため、ネット環境とパソコンさえあればいつでもどこでも学習ができます。

通うのが億劫になってしまうモチベーションの心配や、交通費が余分にかかったり、移動の時間なども節約できますね。

また、このスクールで学習した人には転職活動の支援もついています。

 

現在フリーターで、経験のない業界に転職をするのは多少は勇気がいることですよね。どういう業界なのか、どんなポジションが向いているのか、リアルな企業情報など転職のプロであるキャリアカウンセラーが1つ1つ丁寧に説明しながら進めていきます。

履歴書や職務経歴書の添削もしてくれるから、「まともに書いたことがない・・・」という人でも大丈夫です。

受講料金は59,000円(税別)となっていますが、転職に成功した場合は受講料金を全額キャッシュバックしていますので、実質負担はゼロで挑戦できます。(※一定の条件あり)

今回こそはフリーターを脱して、これからの人生を好転させたい!という方はTechAcademy就職予備校を詳しく見てみてください。

この記事を監修してくれた方

中本賢吾(なかもとけんご)
アジマッチ有限会社 代表取締役社長

開発実績:PHPフレームワークを利用した会員制SNS・ネットショップ構築、AWSや専用サーバー下でLinuxを使用したセキュアな環境構築、人工知能を利用したシステム開発、店舗検索スマホアプリ開発など。

地域の職業プログラマー育成活動では、小学生がオリジナルAndroidアプリをGooglePlayでリリース、NHK Whyプログラミング入賞、全国Programing Festival入賞。ゲームで遊ぶより作ろうぜ!を合言葉に、小学生でも起業できる技術力を育成可能で有ることを証明し続けている。