【ビジネス職・技術職別】実体験からアピールしよう!協調性を自己PRする方法
ビジネスにおいて、必要なスキルである協調性。転職活動においても自己PRとして協調性を軸にアピールする人も少なくないでしょう。実体験を交え、協調性を訴えることは選考を進める上で大きなアドバンテージとなりますので、例を参考に失敗しない自己PRを行いましょう。
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ビジネスシーンでは複数の関係者と連携を取りながら仕事を進めることが多いため「協調性」が求められます。
ここでは自己PRの際に役立つ協調性のアピールの仕方を例文やNG例などを用いて説明していきます。
協調性のエピソードで何が判断されるか
企業で働くということは、会社の方向性→組織・チーム→個人という考えを意識しておく必要があります。そのため、組織やチーム全体のことを優先に考え行動することが協調性がある人として評価されやすくなります。
また、組織やチーム全体として結果を出すためには、チーム内での協力やサポートを積極的に行えることが大切です。
仲間の長所を理解しながら短所を補い、互いにサポートしながら相乗効果を生み出しあえる人材が求められます。
そのため、自己PRにおいて協調性をアピールする際には、「チームワークを大切にできる」「チームで目標達成を成し遂げることに喜びを感じる」「周囲と円滑なコミュニケーションが図れる」といったポイントをアピールすることが効果的といえるでしょう。
ビジネス職編(営業・マーケティング)
学生時代にサッカー部に所属していた経験から、チームでの業務遂行が得意です。 以前は定期報告の場で状況の確認をしていましたが、 進捗が遅れているメンバーのフォローが間に合わないことがありました。 そこで、予算管理や週次アクションなど、個人の進捗状況の見える化を図るとともに、 メンバーにこちらから声をかけ、表情や様子を伺いながら進捗状況を確認。 業務が遅れているメンバーをより早く把握しフォローしました。 その結果、チームとして数字を細かく追うことができるようになったことで、 3ヶ月連続で売り上げ目標を10%上回り達成することができました。 このように協調性を大切にしながら貴社に貢献していきたいと考えます。
過去の経験をもとに、チームとして業務を遂行することが得意であることがアピールできています。
進捗状況の見える化や声かけなど具体的なエピソードを添えることでより説得力のある自己PRになっています。
技術職編(エンジニア・デザイナー)
システム開発プロジェクトに参画し、 クライアントを含め多くのメンバーと意見やスケジュール調整をしながら無理な可動なく0.5人月短縮してシステムローンチを致しました。 一番大切なのは、顧客のメリットを常に考えながら目的をチームで明確にするコミュニケーションだと考えています。 プロジェクトが進行する中、関係者と月に2回の情報共有ミーティングを行い、 懸念点や意見を吸い上げ、不安な点がないように意思疎通を図りました。 結果として、開発期間を早められただけでなく、 メンバーを含め関係者全員が満足のいく形でシステムローンチをすることができました。
プロジェクトにおいて自分が求められている役割をどう考え、どのように果たしたのかが具体的に説明されています。
簡潔に自身が実践したエピソードを述べることでより印象的な自己PRとなっています。
自己PRのNG例
自己PRにおいて協調性をアピールする際には、仕事で成果を上げるために、周囲の言いなりになるだけでなく、相手の考えを尊重しながら必要に応じて自分の意見を適切に伝えることが大切になります。
例えば、面接において「相手が自分と違う意見を強く主張してきたときにどうするか」と質問された場合、「強く言われると、違うと思っていてもなかなか言い出せなくなる」というように、相手の言いなりになってしまうと取られる回答は避けましょう。
言いなりになるのは協調性ではなく、ただ単に人に流されやすいと判断される可能性があります。必要なときに自分の意見が言えないと思われるのはマイナス評価につながる可能性があります。
また、自己PRが求められる場面以外においても、例えば前職の実績を伝える際に自分の成果ばかりアピールし、一人で手柄をたてたかのような話し方をすると、協調性があるのかどうか、応募企業側にとって懸念材料になります。
面接の際は自己PRの内容と矛盾がないように、受け答えには注意をする必要があります。
まとめ
協調性をアピールするためには、相手のために行動したことや周りと協力して成し遂げた経験、その時自分が考えたことを丁寧に説明することが大切です。
より具体的に表現することで、応募企業の担当者はイメージしやすくなり、アピール力も高まります。自分の強みを生かしながら協調性にまつわるエピソードを盛り込んで納得のいく自己PRができるようにベストを尽くしましょう。
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