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受け答えで失敗しないために!面接の場で使うべき正しい敬語一覧

転職活動の面接で良い印象を与えるためには敬語の使い方も重要です。敬語を使い慣れるのは難しいかもしれませんが、いち社会人として使えると相手からの評価も変わります。よく使う敬語やNG例も載せているので、面接前にチェックしておきましょう。

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面接の場では正しい日本語で自分をアピールすることも重要です。

知らず知らずに間違った敬語を使ってしまわないように、今回は面接時に使う正しい敬語を紹介します。

ポイントをしっかりと押さえ、面接では正しい敬語を使用して面接官に良い印象を与えるように心がけましょう。

 

まずは復習!敬語の基本とは?

まずは敬語の基本を理解しましょう。

敬語は下記の5種類から成り立っています。学校で習ったものの、忘れてしまっている方も多いことでしょう。正しい敬語を使うのであれば、敬語の基本をしっかりと理解することが大切です。

尊敬語

目上の人に対し、相手を立てるときに使う敬語です。(言った→仰った)

謙譲語

自分がへりくだることにより、相手を立てるときに使う敬語です。(行った→伺った)

丁重語

自分の行動や言動を相手に対して丁重に伝える敬語です。(行く→参ります)

丁寧語

言葉の語尾に「です」や「ます」、「ございます」などを付与する敬語です。

美化語

単語の前に「お」や「ご」を付与し言葉を上品に見せる敬語です。(結婚→ご結婚)

普段、何気なく使っている敬語ですが、実は上記の5種類に分けられます。面接で正しい敬語を使うのであれば、最低限、敬語の種類と内容を理解しておくようにしましょう。

 

面接でよく使うやり取り一覧

続いて、面接の場でよく使うやり取りをご紹介します。面接官に質問されることが多い内容ですので、しっかりと覚えるようにしましょう。

(面接官)弊社の業務概要に目を通していただけましたか?
(応募者)×「見ました」 〇「拝見しました」

(面接官)弊社の企業理念はご存知ですか?
(応募者)×「存じ上げております」 〇「存じております」

(面接官)〇〇について質問はありますか?
(応募者)×「~を教えてください。」 〇「~について伺ってもよろしいでしょうか?」

(面接官)〇〇をお願いしてもいいですか?
(応募者)×「はい。大丈夫です。」 〇「はい。かしこまりました。」

(面接官)本日の面接は終了です。ありがとうございました。
(応募者)×「貴重なお時間をもらいありがとうございました。」 〇「貴重なお時間をいただきありがとうございました。」

(面接官)面接の結果は1週間以内にメールで通知します。
(応募者)×「分かりました。待っております。」 〇「かしこまりました。ご連絡お待ちしております。」

以上、面接でよく使うやり取りを紹介しました。

ポイントは尊敬語、謙譲語、丁重語を上手に組み合わせることです。もちろん、必要最低限の敬語である丁寧語もしっかり使うように心がけましょう。

 

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間違いやすい敬語NG例

最後に、間違って使ってしまいがちな敬語や表現をご紹介します。特に焦りが出ると間違えた敬語を使ってしまいがちです。正しい敬語をしっかりと頭に入れるようにしましょう。

×「わたし」 〇「わたくし」
×「皆さん」 〇「皆様」
×「お宅様」 〇「御社」「貴社」
×「△△さん」 〇「△△様」
×「頑張ります」 〇「努力いたします」
×「仰られる」 〇「仰る」
×「ご覧になられる」 〇「ご覧になる」
×「聞きます」 〇「伺います」
×「さっき」 〇「先ほど」
×「誰」 〇「どなたさま」

間違いやすい敬語は数えたらきりがありません。代表的な間違いを紹介しました。敬語に自信がない方は、まず今回のNG例をしっかり覚えるところからはじめてください。

 

「バイト敬語」にも十分注意が必要

「バイト敬語」もしくは「コンビニ言葉」という表現を聞いたことがある方も多いと思います。

現代では頻繁に使われている表現ですが、これらバイト敬語(コンビニ言葉)も面接の場では相応しくありません。無意識のうちに使ってしまいがちですので、十分に注意するよう心がけましょう。

×「△△のほうでよろしいですか?」 〇「△△でよろしいですか?」
×「△△と言う形でしょうか?」 〇「△△でしょうか?」
×「よろしかったでしょうか?」 〇「よろしいでしょうか?」

面接で使ってしまいがちなバイト敬語(コンビニ言葉)の代表的な例は上記の通りです。

特に「~のほう」や「かたち」は意識せずに使ってしまいがちです。気にする面接官も多い表現ですので、意識して改善することが重要です。

 

今回は面接での受け答えに失敗しないための、面接で使う正しい敬語をご紹介しました。

まずは、敬語の基本をしっかりと復習することが大切です。そして、日常生活でも正しい日本語や正しい敬語を使うことを心掛けましょう。敬語は社会人として必要最低限のスキルですが、正しく使えない人が多いのも事実です。

敬語をしっかり使うことができれば、面接でプラス評価を得られる可能性も十分に考えられますし、入社後も大きな武器となるでしょう。

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