ゲームが簡単に作れる！Unityのインストール方法（AssetStoreの説明つき）
ソーシャルゲームの開発にもよく使われている、統合開発環境の「Unity（ユニティ）」のインストール方法を紹介する記事です。ゲーム素材が共有・販売されている「AssetStore」から素材をダウンロードする方法も一緒に解説します。
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この記事を書いた人
テックアカデミーマガジン編集部
ソーシャルゲームなどの開発にもよく使われている「Unity」という統合開発環境を知っていますでしょうか？
無料でもインストールできるので、これから使ってみたいという方も多いと思います。
そこで今回は、初心者の方向けにUnityのインストール方法、ゲーム素材が共有・販売されている「AssetStore」から素材をダウンロードする方法を紹介します。
目次
そもそもUnityについてよく分からないという方は、Unityとは何なのかについて解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
今回はUnityのインストール手順を見てみよう。
田島メンター！！Unityのインストールには何を用意したらいいんですか～？
あらかじめ用意しておくソフトなどはないけれど、Unityのアカウントを持っていない場合は新規登録する必要があるので使用するメールアドレスとパスワードを決めておくといいかな。
分かりました！
Unityとは
Unityとは、Unity Technologies社が開発した統合開発環境です。3Dエンジンとビジュアルベースのエディタがあり、直感的な開発が可能な統合開発環境です。
ユーザー数は全世界で100万人以上と言われており、多くの人に使われています。
iOSアプリ、Androidアプリなどのスマートフォンアプリから、Xbox、プレイステーションなどにも対応したマルチプラットフォームでもあります。
日本でもソーシャルゲームをはじめ、多くのゲーム開発に使われています。
Unityが使われたゲームはゲームリストのページから確認することもできます。
UnityのBasic版は無料でインストール可能ですが、Pro版は1ライセンスにつき267,960円（2022年11月現在）かかります。
Unity Hubのインストール
Unityをインストールするために「UnityHub」というソフトを使用します。
UnityHubを使用してUnityをインストールすることで、複数のUnityのバージョンを使い分けることができます。
今後Unityのアップデートが必要になったとき有用なので、最初にインストールしておきましょう。
Unityダウンロードページから、UnityHubをダウンロードします。（UnityHub Version3.3.0/2022年11月現在）
ダウンロードしたUnityHubのインストーラを起動しましょう。ダウンロードフォルダに入っている「UnityHubSetup」をダブルクリックして起動してください。
Unity Hubセットアップウィンドウが開きます。
「同意する」をクリックしてください（Unity Hubのライセンスへ同意したことになります）。
UnityHubのインストール先を選択して「インストール」をクリックします。
とくに指定がなければデフォルトのまま「インストール」をクリックしてください（デフォルトの場所は環境によって異なる場合があります）。
インストールが始まります。
インストールが完了すると下図のようになります。「Unity Hubを実行」にチェックを入れたまま「完了」をクリックしてください。
UnityHubが起動すればインストールは完了です。
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UnityHubを利用したUnityのインストール
ライセンスの設定
UnityHubが起動したら、サインインとライセンスの設定をしましょう。
左上のアバターアイコンをクリックし、サインインをクリックしてください。
Unity Hub Sign Inウィンドウが開くので、「IDを作成」をクリックしてください。
Unity IDアカウントを作成の画面になるので、必要事項をすべて記入し、「Unity IDを作成」をクリックしてください。
アカウントを作成後、UnityHub左上のアバターアイコンにユーザー名が表示されていればサインインは完了です。
表示されていない場合は再度サインインを押してメールアドレスとパスワードを入力してサインインしてください。
次にライセンス登録を行います。
環境設定画面が開いていることを確認して「ライセンスを加える」をクリックしてください。
（環境設定画面が開いていない場合、左上の歯車マークをクリックし、左のメニューからライセンス管理を選択してください）
新規ライセンスの認証画面が開きます。「無料の Personal ライセンスを取得」をクリックします
同意を求められますので「同意して Personal のライセンスを取得」をクリックします
Personalのライセンスが表示されれば完了です。
次に、Unityのインストール先を設定しておきましょう。左のメニューより「一般」をクリックし、Unityエディターフォルダーの「…」をクリックしてインストール先を指定してください。インストール先を指定したら「保存」をクリックしてください。
以上でUnityHubの設定は終了です。
Unityをインストール
左のメニューにある「インストール」をクリックしてください。
UnityHubのプロジェクト一覧画面になりますので、右のメニューより「エディターをインストール」をクリックしてください。
Unityバージョンを選択する画面になります。
最新正式リリースにある「Unity2021.3.x」のチェックを入れて「次へ」をクリックしてください。
モジュールの選択画面になります。以下のようにチェックを入れて「次へ」をクリックしてください。
– Microsoft Visual Studio Community 2019
– Android Build Support（Androidをお持ちの場合）
– Android SDK & NDK Tools
– iOS Build Support（iOSデバイスをお持ちの場合）
– WebGL Build Support
Unityのインストールが始まります。インストールが終了するまでお待ちください。
下図のようになればインストールは完了です。
特に難しい操作はないので簡単ですね。
パスワードには数字と大文字を最低ひとつ入れなければいけなかったり、全体で8文字以上でないといけなかったりといくつかの決まりがあるよ。
それに当てはまらないと設定できないんですね。
アカウントは次に説明するアセットストアや公式のフォーラムの利用の際に必要になるので、しっかりと控えをとっておこう。
はい！
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AssetStoreから素材をダウンロード
Unityには、Unityで使用できる画像や3Dモデルの素材やプラグインなどが購入できる「AssetStore」というものがあります。
有料のものが多いですが、無料で使える素材もあるので、ダウンロード方法を説明します。
まずは、https://assetstore.unity.com/ にアクセスします。
Categoriesには、３Dモデル、効果音やBGMに使える「Audio」、スクリプトの開発効率を上げるプラグインの「Scripting」などがあります。
今回は「Unity ちゃん」をダウンロードします。
以下の URL にアクセスします。
https://assetstore.unity.com/packages/3d/characters/unity-chan-model-18705
以下のようなページに遷移しますので「マイアセットに追加する」をクリックします。
マイアセットに追加をすると、ポップアップウィンドウが表示されるので「Unity で開く」をクリックします。
以下のようなダイアログが出るので「Unity Editor を開く」をクリックします。
Package Mangaer が開きますので右下にある「Download」をクリックします。
ダウンロードが完了すると右下に「Import」というボタンが現れるのでクリックします。
以下のようなポップアップウィンドウが表示されるので「Import」をクリックします。
インポートが完了すると、Assetsに表示され、使うことができるようになりました。
今回はかなり初歩的な内容ですが、うまくできましたでしょうか？
まとめ
本記事ではUnityのインストール方法などを解説しました。
- Unityとは
- Unity Hubのインストール
- Unityのインストール
- AssetStoreから素材をダウンロードする方法
Unityの機能や使い方を理解することで、より拡張性の高いゲーム開発を実現できます。
ぜひUnityをさらに使いこなしてみてください。
最後にアセットストアの紹介をしたよ。非常に多くの素材があるので是非活用しよう。
無料のものだけでもたくさんありますね！
Unity本体もアセットもそれなりの容量が必要になるので、ハードディスクの空きには注意しておこう。
ダウンロードの時間にも余裕を持っておいた方がよさそうですね。ありがとうございました！
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