pandasで株価のデータを取得する方法【初心者向け】
初心者向けにpandasで株価のデータを取得する方法について解説しています。pandasはデータ分析や数値計算を支援のライブラリですが、WebスクレイピングのようにHTMLページを解析することもできます。DataFrame形式をCSVに変換してみましょう。
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pandasで株価のデータを取得する方法について解説します。
そもそもPythonについてよく分からないという方は、Pythonとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。
なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプPython講座の内容をもとに紹介しています。
今回は、Pythonに関する内容だね!
どういう内容でしょうか?
pandasで株価のデータを取得する方法について詳しく説明していくね!
お願いします!
pandas.read_html関数の使い方
pandasはデータ分析や数値計算を支援する、Pythonのモジュールです。
pandas.read_html関数はWebページにアクセスし、表形式のデータ(tableタグ)を探索し、DataFrame形式のデータとして読み込みます。戻り値はDataFrameのリストになります。
詳細は公式のドキュメントを参照してください。
株価のデータの取得先
この記事では、日経新聞のWebサイトの公開しているデータを利用します。
以下URLで、各企業の株価データ過去1ヶ月分を参照できます。
https://www.nikkei.com/nkd/company/history/dprice/?scode=<証券コード>&ba=1
実際に書いてみよう
前提
pipコマンドでpandasモジュールをインストールしておきます。
pip install pandas
サンプルコード
import pandas frame = pandas.read_html('https://www.nikkei.com/nkd/company/history/dprice/?scode=7203&ba=1')[0] csv = frame.to_csv() with open('toyota_stock.csv', 'w') as f: print(csv, file=f)
実行結果
カレントディレクトリに株価データ一覧のtoyota_stock.csvファイルが保存されました。
解説
1行目でpandasモジュールをインポートしました。
3行目で日経新聞のWebページにアクセスし、株価データを取得しました。例としてトヨタ自動車を指定しました。
4行目でpandas DataFrame形式をCSV形式に変換しました。
6,7行目でCSVデータをファイルに書き込みました。
留意事項
このプログラムは日経新聞のWebページをスクレイピングしています。
WebページのURL、記述内容、レイアウトなどが変化すると、動作しなくなる可能性があります。
監修してくれたメンター
橋本紘希
システムインテグレータ企業勤務のシステムエンジニア。 開発実績: Javaプログラムを用いた業務用Webアプリケーションや、基幹システム用バッチアプリケーションなどの設計構築試験。 |
内容分かりやすくて良かったです!
ゆかりちゃんも分からないことがあったら質問してね!
分かりました。ありがとうございます!
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