JavaのDateクラスを利用して現在時刻を取得する方法を現役エンジニアが解説【初心者向け】

JavaのDateクラスを利用して現在時刻を取得する方法について、TechAcademyのメンター（現役エンジニア）が実際のコードを使用して初心者向けに解説します。

Javaについてそもそもよく分からないという方は、Javaとは何なのか解説した記事を読むとさらに理解が深まります。

 

なお本記事は、TechAcademyのオンラインブートキャンプ、Java講座の内容をもとに作成しています。

 

 

目次

• Dateクラスとは
• Dateクラスで現在時刻を取得する方法
• 他の現在時刻の取得方法
• 実際に書いてみよう
• まとめ

 

Dateクラスとは

Dateクラスはjava.utilパッケージに存在するクラスです。Dateクラスは日時を取得したり、日時の計算をする際に使用する日付クラスです。

 

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Dateクラスで現在時刻を取得する方法

Dateクラスで現在時刻を取得するには以下のように記述します

import java.util.Date;

Date 現在時刻 = new Date();

Dateクラスのオブジェクトを引数なしで作成すると現在時刻を取得することができます。

 

他の現在時刻の取得方法

Dateクラス以外に現在時刻を取得する方法を紹介していきます。

Calendarクラス

まずはCalendarクラスを使う方法について解説します。CalendarクラスもDateクラスと同じくjava.utilパッケージの中に存在しているクラスです。Calendarクラスで現在時刻を取得するには以下のように記述します。

import java.util.Calendar;

Calender 変数 = Calendar.getInstance();
変数.getTime();

CalendarクラスのgetInstanceメソッドを使うことで現在時刻を設定したオブジェクトを作成します。その上でgetTimeメソッドを使うと現在時刻を取得できます。

 

LocalDateTimeクラス

Calendarクラス以外ではLocalDateTimeクラスを使う方法があります。

LocalDateTimeクラスはjava.timeパッケージの中に存在しているクラスです。LocalDateTimeクラスで現在時刻を取得するには以下のように記述します。

import java.time.LocalDateTime;

LocalDateTime 変数 = LocalDateTime.now();

LocalDateTimeクラスのnowメソッドを使うことで現在時刻を取得することができます。

 

実際に書いてみよう

では実際に現在時刻を取得してみましょう。

 

プログラムソースコード

import java.time.LocalDateTime;
import java.util.Calendar;
import java.util.Date;
public class SampleClass {
  public static void main(String[] args) {
    Date date = new Date();
    System.out.println(date);
    Calendar calendar = Calendar.getInstance();
    System.out.println(calendar.getTime());
    LocalDateTime localDateTime = LocalDateTime.now();
    System.out.println(localDateTime);
  }
}

 

実行結果

Wed Apr 15 11:20:34 JST 2020
Wed Apr 15 11:20:34 JST 2020
2020-04-15T11:20:34.807200

 

まとめ

この記事ではJavaのDateクラスやCalendarクラス、LocalDateTimeクラスを利用して現在時刻を取得する方法を解説しました。

 

監修してくれたメンター

メンターSさん システムエンジニアとしてこれまで行政システムや医療用システムの保守、開発に携わりました。 JavaやPython、PHP、Kotlinなど様々な言語での開発経験があります。 TechAcademyではJavaコース、Pythonコース、AIコースなど7コースを担当しています。

 

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