XAMPPでセキュリティ設定を行う方法【初心者向け】
XAMPPで「セキュリティ設定」を行う方法を初心者向けに解説した記事です。インストールしただけだと、攻撃を受けてしまう可能性もあるため、早い段階で設定しておくことをおすすめします。本記事ではWindowsのPCを扱います。
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開発環境として、XAMPPをインストールして使う方も多いと思います。
インストールが完了した直後は、セキュリティの設定が何もされていない素の状態ですので、何らかの攻撃を受けてしまう可能性があります。
そこで今回はXAMPPでセキュリティ設定を行う方法を初心者向けに解説します。
インストールしてphp.iniの設定をしたんですが、まだしなければならないことがあるんですか?
セキュリティに関する設定が必要なんだ。
ローカル環境なのに必要なんですねー。
外部からアクセス出来ないこと。データベースとデータベースを操作するアプリにパスワード設定かな。設定を見てみよう!
XAMPPのセキュリティ設定
まずは、「XAMPP Control Panel」を起動します。
下記画面が表示されたら、赤枠をクリックしてください。
クリック後、緑枠のように「PID(s)」と「Port(s)」に数字が割り振られたらOKです。
次にブラウザを立ち上げて、URL欄に「http://localhost」と入力してください。
下記画面が出てきたら、言語を選択します。
※今回は日本語を選んでいます。
言語を選択した後、下記画面に切り替わったら、ページ左にある「セキュリティ」をクリックします。
さらに下記画面が出てきたら、まず緑枠の中を見てください。
今回は「要注意」の項目を「安全」に変わるように設定をしていきます。緑枠内の確認ができたら、続いて赤枠をクリックします。
クリックすると、このような画面が表示されます。
まずは緑枠内にパスワードとして、任意の文字列を入力してください。ここで入力したパスワードは忘れないようにメモを取るようにしましょう。
「cookie」にチェックが入っていることを確認し、赤枠をクリックしてください。
※「rootのパスワードが変更されました。設定を有効にするために、MySQLを再起動してください。」と表示されますが、設定の最後に再起動しますので今は無視してください。
続いて、下図緑枠に任意の文字列を入力して、赤枠をクリックしてください。
こちらについても、忘れないようにメモを取るようにしましょう。
クリック後、下記画面緑枠が表示されたらOKです。
最初に表示させた「XAMPP Control Panel」を表示させて、下図の赤枠をクリックしてください。
下図緑枠のように表示されたのを確認した後、再度赤枠をクリックしてください。
緑枠のように「PID(s)」と「Port(s)」に数字が割り振られたらOKです。
今度はブラウザを開いて、下記画面で再度赤枠をクリックしてください。
下図緑枠内のように表示が変わっていれば、無事設定は完了です。
おわりに
XAMPPでセキュリティ設定を行う方法については以上です。
XAMPPをさらに使いこなしたい場合は、XAMPPでSSLを設定する方法も合わせてご覧ください。
最新のXAMPPだとこのページ無くなってますねー。
そうなんだ。ただ、外部からアクセス出来ないようになってるので、後はデータベース関連かな。データベースも一応サーバーで、外部からアクセス出来るんだよね。
DBは、MariaDBになっていて、MySQLと同じように扱えますね。
そうそう。初期だとユーザーID:root。パスワードを指定しなくてもログインできるんだ。ローカルなのでデータベースに慣れてから設定してもいいかもね。
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