最後までマナーを守って伝えよう!失敗しない退職の挨拶の仕方とは
これまでお世話になった職場を去る前に一言退職の挨拶を行うことは社会人として当然すべきことです。とはいえ、様々な事情を抱えての退職でうまく挨拶をする自信がないこともあるでしょう。退職の挨拶に必要な要素をまとめましたので参考にしてみてはいかがでしょうか。
テックアカデミーマガジンは受講者数No.1のプログラミングスクール「テックアカデミー」が運営。初心者向けにプロが解説した記事を公開中。現役エンジニアの方はこちらをご覧ください。 ※ アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社 調査期間:2021年8月12日~8月16日 調査対象:2020年8月以降にプログラミングスクールを受講した18~80歳の男女1,000名 調査手法:インターネット調査
退職の挨拶は朝礼の場や送別会の席などタイミングはさまざまですが、お世話になった気持ちが伝わるようにしっかりと準備しておきましょう。
ここでは、スピーチをする場合に気をつけることとして、構成や長さの目安、挨拶の例を紹介していきます。
スピーチをする場合に気をつけること
退職の挨拶は退職の理由に関わらず、今までお世話になった職場の方々への感謝の気持ちを伝えるとともに、今後の活躍を願う気持ちを伝えるようにしましょう。
人によって退職理由はさまざまですが、人間関係がうまくいかなかったり、職場に不満があるといった理由であったとしても、退職の挨拶において会社を批判するような内容は避けるのがベスト。
会社に残る人にとっても聞いていて気持ちが良いものではありません。
慣れ親しんだ職場において改めて挨拶をするとなると緊張はつきものです。
挨拶は「ゆっくり、はっきりとした口調」で話すように心掛けましょう。その場で一番遠くにいる人に話しかけるようなつもりで声を出すのがポイントです。
また、緊張すると早口になってしまうことがありますが、それでは相手に気持ちが伝わりにくくなってしまいます。ゆっくり、はっきり話すことを意識し、頭の中を整理しながら話すことで挨拶がうまくいきやすくなります。
構成と長さの目安
退職時のスピーチの構成としては、(1)退職の報告、(2)感謝の気持ち、(3)今後の活躍を祈る気持ち、この3つの項目に沿って組み立てるのが基本です。具体的なエピソードを添える場合は(2)の中か後に入れるとよいでしょう。
長さの目安としては、1~2分程度で話し終えることができる長さがマストです。
短すぎると素っ気ない印象になり、長すぎると聞いている方が飽きてしまいます。文字数にするとおよそ300文字程度が理想的。300字~600字程度で挨拶文を考えておくと程よく収まるでしょう。
挨拶の例
このたび、一身上の都合により退職することになりました。 初めて携わる業務もあり、皆様にはご迷惑をおかけすることも多かったですが、 時に厳しく、時に優しく辛抱強くご指導いただき、大変感謝しております。 特に△△さん(直属の上司や先輩など)には、 配属以来お世話になりっぱなしで、本当に感謝しております。 歩む道は変わりますが、こちらで得たものを糧とし、 今後も私なりに努力し頑張って生きたいと思います。 最後になりましたが、今後の皆様のご健康とご活躍をお祈りしております。 これまで本当にありがとうございました。
退職のスピーチの構成として盛り込むべき項目をきちんと導入した内容となっています。この例文にプラス、在籍中に起こった出来事など思い出がしみ込むようなエピソードを足せば完成です。
個々人のエピソードを盛り込むとスピーチがより感慨深いものとなりますので、ぜひ導入しましょう。また必要に応じて、今後の業務を誰に引き継いだのかといった連絡事項を盛り込むのも良いでしょう。
まとめ
退職の挨拶は今までお世話になった職場の方々に感謝の気持ちを伝え、別れを告げる大切な節目でもあります。
「立つ鳥跡を濁さず」ということわざもあるように、お互いにとって気持ちの良い挨拶を心掛け、爽やかな気持ちで次のステップに進めるようにしましょう。また、特にお世話になった上司や同僚には個別に挨拶をするのもよいでしょう。
IT業界でおすすめの転職サイト・エージェントもまとめているので、転職を検討している方はぜひ活用してみてください。
また、まだ次のステップが決まっていないのであれば、IT業界でのキャリアを目指しても良いでしょう。IT業界は今後も伸び続ける成長産業であり、ビジネス職であってもエンジニアやデザイナーとコミュニケーションが取れる人材が今後求められます。そのためのスキルとしてプログラミングはこれからより求められるでしょう。
TechAcademyでは、IT業界で活躍したい方向けに無料でプログラミングを学び、転職支援も受けられるTechAcademyキャリアというサービスがあります。
専門知識を効果的に学び、プロのコンサルタントの支援のもと行う転職活動でより自分にあった企業と出会ってみませんか。
IT業界でキャリアアップを目指したい方はぜひTechAcademyキャリアをご覧ください。